寝る前にふと思いついて。 | 漫画家 棚園正一

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講演会などで、「学校へ行けなかった当時、両親や先生にどんなふうに接してもらいたかったですか?」と質問してくださる方が多いのですが、そんな時いつも同じことを言っています。


当たり前に何気ない会話をしてくれること。


両親が「今晩、何が食べたい?」とか、「今日はお父さん、帰り遅いんだって」とか、話しかけてくれる事とか。


学校の先生が、「最近、こんな事があってさー」とか、「先生の子どもが今これにハマっててさー」とか。


数え上げればキリがないですが、そんな中身なんて何も無いような会話。


現に今でも、当時、我が家にやってきた学校の先生や支援者さんとの会話で記憶にあるのは、そんなたわいもない会話ばかりです。


質問の答えとしては少し物足りなく感じられてしまうかもしれません。


でも、そんな会話が、学校へ導く100個の言葉より中身の詰まった会話でした。


今考えると、結構追い詰められてますね。笑


今現代の子どもたちは、そんな感じではないのかな?


それとも当時の自分と似たような気持ちを持ってる子もいるのかな?


大人になると、どんどん忘れてしまいますね。


講演会などで色々な方にお話をしながら、脳味噌の奥の方から蘇ってきます。


少しでも今、悩んでいる方々の力になれたら良いなぁーと。


寝る前に思い返しています🙂