不登校という選択~子どもたちと家族のリアル~ | 漫画家 棚園正一

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漫画家 棚園正一のブログです。
主に活動のお知らせをしております。

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2021年9月5日(日) 20:30~21:30
しあわせな社会人を共に育むラーニングコミュニティ Cuddle さんの主催で、お話会をさせて頂きます。

講演というよりは、ほんとざっくばらんなお話会。
お気軽にご参加くだされば嬉しいです🙂

 

以下は講座紹介HP用に書かせて頂いた棚園のコメントです。

 

僕の場合~僕は小学校〜中学校の9年間、不登校でした。
ほとんどの時間を家で過ごしていました。学校の先生やカウンセラー、支援者さんなど、様々な人たちが僕を連れ出そうと家にやってきました。心配する両親の顔、将来への不安で押しつぶされそうだった当時の気持ちは今でも忘れません。
”不登校”は特別なことではないと思っています。
”学校へ行くか”、”行かないか”、”行けないか”、それだけの事。
しかし、それだけの事が今の社会では大きな苦しみになってしまいます。あくまで一例ですが、自分の経験談が大切な人の気持ちを知るキッカケになれたら嬉しいです。

                              棚園正一

 

お申し込みはこちらから↓

 

 

 

 

講座概要

 

「学校へいきたくない」
「何となく、つかれちゃった」
そんな子ども達がちらほら出てくる季節。

改めて「不登校」とその支援について共に学びませんか?

「不登校という選択~子どもたちと家族のリアル~」
と題して4月から始まったこちらの講座。

神戸市で学校がしんどい子どもたちと保護者、 支援者の為の支援活動団体、しあわせな社会人を共に育むラーニングコミュニティCuddle(カドル)の運営をされている、みん職メンバーのJane(ジェーン)さんとCuddle運営メンバーのママさんたちによる不登校講座シリーズとなります。

 

年々増え続ける不登校の子どもたち。
2019年度の文部科学省が調査ではおよそ18万人と過去最多。
不登校と一言でいっても背景は様々です。Janeさんは自身の子どもたちが不登校。「環境や音に敏感で、教室がつらい」。教室に居続けるのはしんどいが、支援学級も合わない。枠からはみ出し、学校に行きづらい。

「ほんの少し、子どもに合った支援を考えてもらえたら、行ける可能性もあるのではないか。こんな子は他にもいるかも」と、2019年に保護者、支援者のための会を発足。「これからは親も支援者も『子どもが学校に行かない』と悩んで終わりではなく、その先の教育や支援方法を勉強して発信していかなければ、変わらない。

子どもには、学校に行けないことばかりにとらわれず、多様な大人と関わり、自分に合った豊かな学びを与えてあげたい」とCuddleの運営を仲間と共に行い、多様な学び、制度の狭間に取りこぼされる子どもたちの支援を啓蒙しています。

この講座シリーズではCuddle運営メンバーによるそれぞれの思いを2ヶ月に一度お伝えしていただくと共に、Janeさんの活動に賛同する外部講師による内容も展開予定しています。

 

 

主催・しあわせな社会人を共に育むラーニングコミュニティ
↓ Cuddle カドル HP ↓

 

 

 

●棚園の著作のご紹介

 

 

 

発売されたばかりの新刊です。

「学校へ行けない僕と9人の先生」で描いた”不登校のその後”がテーマです。

”学校へ行く、行かない”だけじゃなくて、”大人になる”って、どういう事だろう?と自分自身考えながら描きました。

不登校・ひきこもり、そのご家族だけでなく、生きづらさを抱える全ての人たちに広く読んで頂ければ嬉しいです。

 

●第3話までの試し読みがコチラのサイトからできます。

 

 

 

 

 

 

 

「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」の前作。

小学校1年生~中学校3年生までの9年間の自身の不登校経験を基にした物語です。

”学校へ行けない・・・”その当時の気持ちを正直に丁寧に描きました。

続編と合わせて読んで頂ければ嬉しいです。

 

●第3話までの試し読みがコチラのサイトからできます。

 

 

 

 

 

 

”病院訪問教育”という制度をご存知でしょうか?

重い病気などで学校に通えず長期入院を必要とする児童へ向けて特別支援学校などに在籍する教師が病院へ出向き授業を行う制度です。

実際に愛知県内で病院訪問授業に長年携わってきた山本純士先生の原作を基に描いた病院訪問授業を担当する教師たちの物語です。

 

●第1話の試し読みがコチラのサイトからできます。

 

 

 

 

 

 

 

バカしくも真剣に主人公の雲竹雄三が語り尽くします。

とても楽しみながら描かせて頂きました。

名古屋に旅行に来られる際には是非とも旅行ブックと共に、この漫画を読んでもらえれば嬉しいです。知れば知るほど、愛知・名古屋の味わい深い魅力にハマること間違いなし!です。

 

 

 

 

 

 

学校へ行けない理由は様々ですよね。

 

この本には、そうした皆さんの様々な不登校経験エピソードが収録されています。

(中川翔子、ヨシタケシンスケ、りゅうちぇる、立川志の輔、谷川俊太郎、庵野秀明、糸井重里、坂上忍・・・など著名人の方々のエピソードも多数収録。)

 

棚園が描かせて頂いた4名の経験者の方々のエピソードマンガ「学校に行きたくないわたしの気持ち」も収録。

 

ベストセラー『学校に行きたくない君へ』の姉妹編です。

 

”こんな人もいるんだ・・・”、”この気持ち、自分と同じかも・・・”

 

きっと心が軽くなる沢山の言葉が詰まっていると思います。

是非ともご一読ください。