「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」第7話”折越くんと武部くんと大学”が更新されました。
今回は大学時代のお話です。
と言ってもキラキラした青春のお話ではなく、ドロドロした不安や嫉妬や自尊心の気持ちが中心のお話。笑
一見、不登校のテーマから遠く離れている感じですが自分の中では、しっかりと一本線で繋がっています。
僕は学校へ行けなかったコンプレックスの穴を”絵が描ける事・漫画を描ける事”で埋めてきました。
”僕に生きる意味を与えてくれたのは漫画なんだ!それが自分の生きてる価値なんだ!!”ってぐらいの感じで。
その分、逆に思うようにいかない時期になると"もう自分には価値がない・生きていても意味がない”などと本気で思ってしまうような双刃の剣のようでした。
自分の場合は不登校→漫画でしたが、同じように足りない穴を埋めるために役割や使命を自分で決め込んでしまって、理想に追いつけず苦しんでいる人も多いんじゃないかなって思います。
もちろんそれが馬力になって進める事もあります。
でも反対に視野を狭くしてしまう事も・・・
どちらが良いとか悪いとかじゃないんですけどね。
でも今になって分かった事はハッキリとしています。
”埋めなきゃいけない穴なんて最初からなかった”って事です。
それは現在、自分が目標を達成できたからではありません。
(※↑自分ではまだまだこれから!で全然そんな事を思っている訳ではないのですが、そう見てくれてる方々もいるかもしれないので、一応(^^; )
今回のお話だけで結論は出ていませんが、なんでそんなふうに思ったのか?とか・・・他にもあれやこれや色々な気持ちの変化を最終話へ向けて描いていければと思っています。
是非ともお付き合い頂ければ嬉しいです^ ^
第7話 折越くんと武部くんと大学 / 学校へ行けなかった僕と9人の友だち - 棚園正一 | webアクション
https://comic-action.com/episode/13933686331704306020
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