NHKスペシャルの不登校特集を観て思ったこと。 | 漫画家 棚園正一

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先日のNHKスペシャルの不登校特集を観たらヘロヘロに・・・。

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586156/index.html

 

なんだか番組に出てた子たちの気持ちが、ものすごく分かってしまいました。

よく覚えてるほうだとは思うのですが、ドロドロに思い出しました。

 

ふーっ、、、疲れた。

 

そして、ちょっと衝撃的な事が・・・
 

 

僕が小〜中学生の頃の優しい先生と、今の優しい先生、全然変わってなかった。

 

本当に昔に比べて理解が進んでいるのですかね?

 

学校へ行けない僕に対して「がんばれ!ファイト!」って励ましてくれる優しい先生の優しい言葉に、僕は当時「いったい何をがんばれば良いの?」って、不思議に思っていたのでした。

 

 

でも、誰が悪い訳でもないし、僕が変なだけかもしれなし、なんだかチグハグな世界に生きてる感じ。

 

でも、やっぱり僕が変なのかもしれないから、学校へ行けた日は「良かった、今日は皆と同じだ!」なんて、すごく嬉しくなったり。

 

 

 

そして、番組で紹介された、ある先生と生徒の2人のやり取り。

 

「よく頑張ったな」と声を掛ける先生。

「ありがとうございました」と頭を下げる生徒。

 

そんな光景に感動しつつ、同時に、変わらない価値観に、どこかやるせなさも感じてしまいました。

 

 

そりゃあ、毎日、みんな疲れちゃいますよね。

 

大変だなー。
大変だったなー。

 

 

●ちなみに番組内で紹介されていた学校内のフリースクールなんて、当時の自分だったら、とても行けなかったと思います。

コメンテーターの方もおっしゃってましたけど、今のままの学校内だと、どうしても"自分は落ちこぼれだ"みたいに感じてしまうかもしれないから・・・涙。

 

 

 

 

学校へ行けない僕と9人の先生』(双葉社)

 

 

 

 

 

 

【あらすじ】

鳥山明先生と出会い、少年は生きる希望を見つけた。
小~中学校時代、不登校だった著者の実体験を基にした物語。
学校へ行けない日々、「9人の先生」との出会いと別れを通じて、喜び、傷つきながら成長していく少年の姿を描きます。 



【書籍紹介】
小学校~中学校時代、不登校だった著者の実体験を基にした物語。学校へ行けない日々、「9人の先生」との出会いと別れを通じて、喜び、傷つきながら成長していく少年の姿を描きます。
 

本書刊行にあたり、少年が出会った9人目の先生、鳥山明先生よりコメントを頂きました。
「長い付き合いになるが、彼の過去を尋ねたことはなかった。不登校児だとは知っていたが、今回その頃を描いた漫画を読ませてもらい、ちょっと驚いてしまった。思った以上に漫画を描く事が彼を救っていたようだ」

 

 

※鳥山明先生の寄稿による1600字超のコメントを単行本巻末に収録。 

 

書籍情報はコチラ→https://www.amazon.co.jp/dp/4575845825

試し読みはコチラ→http://webaction.jp/webcomic/boku9sensei/