河合塾COSMO講演会 | 漫画家 棚園正一

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先日、名古屋河合塾主催、名古屋マンガ文化研究部会、河合塾COSMO後援で名古屋河合塾COSMOの校舎で講演会をさせて頂きました。

約40名程の方が足を運んでくださったようです。

ありがとうございました。

河合塾で国語科講師をなさっている後藤禎典先生を相手にお話させて頂きました。

分かりやすく上手く話せたかどうかは分かりませんが、精一杯考え、過去の気持ちや経験談をお話させて頂きました。

講演会終了後、10名ほどの方々が「学校へ行けない僕と9人の先生」の本を持ってサインを貰いに来てくれました。

描きながら会話していると、ほとんどの方が「共感しました」とか「勇気をもらいました」とか、なんらかの感想をおっしゃってくれます。

僕は正直、「何かを伝えたい」なんて、大層な気持ちを持って、この漫画を描き始めたわけではなかったので、それは発見でした。

同じ感覚は先日、書店さん周りをさせて頂いた時の営業さんの言葉でも感じました。

誰かに読んでもらって、はじめて作品は完結するのですね。

それが「つまらない」だったり、「面白い」だったり、「感動した」だったり、「笑った」だったり・・・。

そんな当たり前の事に改めて気付かされました。

並んでくれた列の最後のほうで、ある母娘の親子の方がまるでスーパースターを相手にするようにサインをお願いしてくれたり、一緒に写真を撮ってくれたりしました。

こちらが恐縮してしまうほどです。

どうやら娘さんが不登校らしく、「勇気をもらいました」と親子で感想を述べてくれました。

ただ僕は自分の夢を叶えるために奮闘していただけです。

結構、自分勝手な人間です。本当に。

でも、その行動が知らず知らずに誰かの力になっているなんて驚きです。

自分の恵まれた環境を思い知らされました。

最近は、そんな出来事の連続です。

心から感謝してます。

今回の講演会で一番力をもらったのは、たぶん僕でしょう。笑。

ありがとうございました。

これからもノンビリ、マイペースで精一杯頑張ります☆
(最後の画像は講演会の時に頂いた手紙です。)