念願のパン教室に行ってました。
何年も前から家でパンを焼けるようになりたいと思ってたのに、なかなかの重い腰。
たまたまFacebookで入ってきた、お試しパン教室に申し込んでみました。
美味しい。
正直驚いた。
手はかかるけど、パン屋さんより美味しいかも。
このパン作り、覚えたい!と思った。
なのに、なのに、
入会したくない。
最初はワクワクしながら生地を捏ねてたのに、
途中から楽しくなくなった。
早く終わらないかな‥と、時計を見ていた。
私はパン作りに向いてないのかな。
別にイライラはないけど、違和感があった。
なんで?なんで?
と自分に問いかけてみてた。
「もっと自由に楽しくやりたい。」
↑だったらしい。
今日の先生はパンへの想いが強く、
パンの事を子供のように扱い、
質の良い材料を仕入れ、
完璧なパンを作る事を大事にしているようだった。
とても素敵な先生だった。
でも、今の私が求めてるものではないのかな。
私が成形した生地を必ず先生が治す。
正しいパン作りの方法なのなもしれない。
美味しいパンを作るためにやっていたのかもしれない。
でもね、形が悪くても、多少味が悪くても、
私は私のパンを作りたかった。
今までの私なら、
美味しいパンを作るため、入会していたと思う。
でも、今は違う。
美味しいパンはパン屋さんで買えばいい。
私がワクワクして楽しくて仕方ない事をしたい。
ん??
結構大事な事に気づいたのかな?
振り返ってみると、
私の人生の選択ってほとんどが、
「ねばならない」
「先の事考えて」
結果を気にしてたのかも。
娘が行きたかった大学に合格してきた。
コツコツ努力したわけでもなく、
なんとなーくやって、
私から見たら、とっても簡単に夢を叶えてる。
娘は努力はしてるようには見えない。
でも、「行きたい!やりたい!」という強い気持ちを持ってるのと、とてもポジティブで「できる気がするんだよ」と失敗を考えない。
高校も大学も、成績以上のものを得ている。
そして何より、今を楽しんでいる。
学ぶべき存在の娘。
ありがたい。