10階と1階

10階と1階

近いけど遠い距離。でも昔より近い距離。

Amebaでブログを始めよう!
喜んだり
怒ったり

でも愛があるから
楽しい

哀しみなんてなくていい

そんな喜怒愛楽

僕と君の喜怒愛楽

僕の頭の中はあなた、あなた。。。


誰といる時でもあなたの話ばかりする僕がいる。



あなたにくしゃみばかりさせてないか心配。

今の僕の視線の先にはあなたがいる。
明日の僕の視線の先にもあなたにいてほしい。

今日のあなたの視線の先には僕がいる。
明日のあなたの視線の先にも僕をいさせて下さい。

僕に出来る事はあなたの視線の先にいることだけ。
それだけしか出来ない僕とずっといてください。

僕は一匹オオカミ。

僕は一人が好きなんだ。
僕は一人で大丈夫なんだ。


だから強くなくちゃ。

心が強くなくちゃ。


でも、一匹オオカミって寂しいんだ。

一人じゃ泣きたくても泣けないんだ。

でも、一匹オオカミは甘えられないんだ。


一緒にいて欲しいって言うのが怖かったんだ。

一匹オオカミの僕は君を困らせて泣かせてきたから。

それなのに一緒にいてくれるはずないと思ったから。


だから強くならなくちゃ。

強くなれないよ。


僕は弱虫で泣き虫だけど、君を泣かせないから。

だから本当は君に一緒にいて欲しいよ。

泣かせた後に甘えさせてもらうなんてずるいよね。

こんな僕なのに今は君が一緒にいてくれるんだ。

もう僕は強がりの一匹オオカミじゃない。

泣き虫で甘ったれの弱虫オオカミ。


だから強くなったんだ。

心強くなったんだ。


一人の時は意地っ張りで強がりだけど弱かった。

君がいると甘ったれで弱虫だけど強くなれるんだ。

there is a little sky in a tiny box


one day, it suddenly rains

one day, it suddenly shines


one day, it gradually shines

one day, it gradually rains


noone knows how the sky changes


anyway the sky is getting brighter and brighter


by the time the box closes,

noone would remember that it rained

好きなものがすべて同じじゃなくてもいい。


考え方がいつも同じじゃなくてもいい。



ただ、同じ夢に向かっていつまでも二人で手を繋いで歩きつづけたい。



僕の好きなものをすべて知らなくてもいい。


僕の大切なものをすべて知らなくてもいい。



ただ、僕がもっとも好きでもっとも大切なのはあなただということを知っていてほしい。

次の日、彼女は教習所の卒検だった。


俺は卒検を終えた彼女を迎えにいったと思う。

何も理由をつけないで、彼女に会えるのが嬉しかった。

会いたいという気持ちがあるだけで他に理由がいらない。


彼女がいとおしくてたまらなかった。



彼女を迎えに行き、彼女のバイトの時間まで近くの公園で話していた。



今までずっと気持ちを抑えていたのに、やっと伝えられた。

そしてお互いの気持ちがお互いを向いている。


やっと夜が明けた。そんな気分だった。


夜が明けたら鮮やかな春の景色が待っていた。




桜の花びらが舞う景色。





俺と彼女の景色。

その夜が俺たちの最後の夜だった。



俺はどうしようもなく彼女が好きだった。

頭の中にはもう彼女しかいなかった。

彼女といる時間が俺の幸せだった。

彼女さえいればもう何もいらないと思えた。


だから、本当のことを話して彼女が俺から遠ざかってしまうのが怖かった。


でも、それ以上に彼女に気持ちを伝えたかった。
それぐらいに彼女が好きでたまらなかった。


直接的な言葉は無いけれど、彼女は俺のことを好きだというようなことを言ってくれた。

俺は彼女のことを好きだと伝えた。

彼女は喜んでくれた。

そして、彼女も俺を好きだといってくれた。



やっと、気持ちを伝えられた。

彼女も俺と同じ気持ちを持っていてくれた。



心の底から好きな人に、これからも好きと言える。

これ以上ない幸せだった。



友達として最後の夜。

横浜から帰ってきて、市役所での用事も済ませ、レンタカーを返した後に彼女と話していた。

彼女はもう少ししたら今日もバイトに行かなければならない。


彼女がバイトに行ってしまう前にまたメダパニの話をした。

結局彼女は答えをいってはくれなかった。

彼女が考えていることが自分の思う答えなのかはわからないから、安心した面もある。

でも、たとえ違ってもいいから、彼女の本心を聞きたいとも思っていた。


俺は気持ちを伝えたいけれど、伝えれない。

ただ一言好きだといいたかった。

どうしようもなく好きなこの気持ちを知ってほしかった。

でも、知られることで迷惑をかけられない。

知られることで、友達を続けられなくなることが怖かった。



思わず俺もメダパニをかけた。

メールを続けていたら夜が明けていた。

メダパニをかけられて、眠さが消えていた俺は、今から会おうと彼女を呼び出した。

とにかく早く会って、できるだけ長い時間一緒にいたかったのが本音。


メールをしている中で二人とも市役所に用があったのでその日は車で彼女と行くことになっていた。

ちょっとだけだけど、一緒に過ごす時間を作るために俺は結構頑張った。

でも、さすがに朝の7時じゃ市役所は開いていない。


メダパニの内容には触れないで、俺たちは出発した。

行き先は横浜。

彼女がずいぶん前から固焼きそばを食べたいといっていたので中華街まで行くことにした。

(何であそこまで固焼きそばを食べたくてたまらなかったのか俺にはいまだに理由がわからない)


また二人だけの時間がおとずれた。

俺の隣に彼女が座っている。

どんな小さなことでも、そのとき彼女が言った言葉はすべて俺だけに向けられたもの。

俺はもう、止められない。

彼女に気持ちを伝えたいと思った。

でも、まだ言えない。

少なくとも、今日だけは友達として楽しく二人で過ごしたかった。

もしも言葉にして伝えたら、すべてが壊れてしまうかもしれない。