弱虫オオカミ | 10階と1階

10階と1階

近いけど遠い距離。でも昔より近い距離。

僕は一匹オオカミ。

僕は一人が好きなんだ。
僕は一人で大丈夫なんだ。


だから強くなくちゃ。

心が強くなくちゃ。


でも、一匹オオカミって寂しいんだ。

一人じゃ泣きたくても泣けないんだ。

でも、一匹オオカミは甘えられないんだ。


一緒にいて欲しいって言うのが怖かったんだ。

一匹オオカミの僕は君を困らせて泣かせてきたから。

それなのに一緒にいてくれるはずないと思ったから。


だから強くならなくちゃ。

強くなれないよ。


僕は弱虫で泣き虫だけど、君を泣かせないから。

だから本当は君に一緒にいて欲しいよ。

泣かせた後に甘えさせてもらうなんてずるいよね。

こんな僕なのに今は君が一緒にいてくれるんだ。

もう僕は強がりの一匹オオカミじゃない。

泣き虫で甘ったれの弱虫オオカミ。


だから強くなったんだ。

心強くなったんだ。


一人の時は意地っ張りで強がりだけど弱かった。

君がいると甘ったれで弱虫だけど強くなれるんだ。