私の夫 『ちびちゃん』 紹介の第二弾です。
ちょっと長いよ。
今回は、ちびちゃんの問題について告白します。
と言っても、深刻ではありません。
さて。
日本人がネイティブ・スピーカーと結婚することの
メリットの一つに『英語を教えてもらえる』というのが
あるかと思います。
うち場合、日常会話については助けてもらえますが、
その他は無理なんです。
というのも、彼は、識字障害があるとまでは言い切れないのだけど、
読み書きが極度に苦手なのです。
実は、遠距離を始めて間もないころから
彼からのチャットやメールで気になったのが
"Hi, angle." "Good night my angle.
"
でした。
angle… アングル?
最初は、あせってミスっただけだと思っていたのですが
余りにも毎回なので
会ったときに
『エンジェル(angel)』って意味で使っているのよね?
と確認してみました。
このとき、『読み書きが苦手なんだ』ということを告白をしてくれましたが、
他にも結構スペル・ミスがあることに気づいてはいたので、
やっぱりそうなんだ、と確認した感じです。
ここで、ちょっとお話はそれますが、
彼は米国海兵隊員(マリーン)
で、
マリーンは、アメリカ国内でも
『体育会系・筋肉男子の代表』というステレオタイプで
見られることが多いようです。
"All Muscle, No Brain
" (ざっくり言って『筋肉バカ』) と評されることも。
マリーンの訓練自体が、米軍の他のブランチ(特にAir Force, Navy)
などとは機能を異にしていて、 『米国外での対人戦闘行為に特化したもの』
だということを考慮すると、なかなか難しい問題も含んでいると思います。
海兵隊やその訓練については、また別の機会にお話したいと思いますが、
そんなマリーンの一員として、
主人は、現在 軍用機の電気関係の理論・技術を
教官として教えています。
私は、彼が、決して頭が悪いわけではなく、
また、ただのstreet smartというだけでもなく、
政治や経済に関しても常識をわきまえている社会人の一人だと
知っています。
人との接し方、話し方も明解で分かり易いので、
スクールでも、ひいき目でなく、きっといい授業をしているはずだ
と思っています。
…と、ここで話はもどります。
ただ!
ちびちゃん、
本当に、時々とんでもないスペルミスをしてくるので気が抜けません。
昔、混雑した動物園でこんな恥をかいたそうです。
"giraffe" (キリン) の看板の前で、
『ギラッフェってどんな動物?』 (珍獣って感じで)
と大声で友達に聞いてしまったとか。
周囲も失笑だったそうです。(本当の発音はカタカナにすると ジラフ)
婚約ビザ申請や、裁判所で婚姻の手続きの書類も
私が確認しました。間違い、ありました。訂正しました。
スペルもよく聞かれます。
ち 『摂氏』って?
私 "celsius…"
ち 『扁桃腺』って?
私 "tonsil…"
ちびちゃんの話、この調子だと、なんだかまだまだ続きそうな感じです。
もう少し、お付き合いくださると嬉しいです。
読んでくださって、ありがとうございました。