村上春樹との出会い
村上春樹を知ったのは、高校3年生の春休み。
出会った瞬間をこんなにもはっきりと覚えている作家は、僕の中では他にいません。
受験を終えて、北海道の大学に行くことになった僕は、
春休みの全てを、読書に費やしました。
一応、進学校に通っていたのですが、
なんというか、学校とも友達とも馬が合わない3年間でした。
部活にも入っていたし、友達もいたのですが、
春休みは思いっきり内向的に過ごしてやろうと思ったのです。
一種、解毒を試みる気分でした。
そして解毒方法に選んだのが、読書。
場所は、幼稚園以前から通っていた明石図書館。
友達から電話はかかってきましたが、全て断り、毎日朝一から図書館に通い続けました。
まず読み始めたのは、夏目漱石。
夏目漱石全集を読んでいくうちに、
たまたま村上春樹と出会いました。
「村上龍は知ってるけど、春樹は知らんなあ」
ただ、村上春樹全集のカバーがなんか魔法の本(ファイナルファンタジーのファイアの本みたいな)
に見えて、目次を開いてみると、
「パン屋襲撃」
の文字が見えました。
「これはどうゆうことだ?」
というわけで僕は村上春樹を読んでしまうことになるのです。
・・・to be continued someday.
007-カジノロワイヤル- ★★★
慰めの報酬を観た後、復習のためカジノロワイヤル観ました。
改めて見返すと、気づきがたくさん。
話の伏線を忘れていたり、
登場人物が整理できていなかったり…。
カジノロワイヤルはお約束をけっこう押さえてくれてます。
ボンドの冗談も滑らかです。
それに比べると、慰めの報酬のボンドは、違います。
暗いです。
無機的に淡々と任務遂行していきます。
愛する人を殺された直後ということもあるのでしょうが、
冗談を言いません。
僕は慰めのほうが好きですが、一般的には酷評を受けているようです。
ショーンコネリーから、
続く少しの三枚目要素が含まれていないのが酷評の原因なのか?
慰めのほうが、悲しみやスパイのリアリティを表現できているし、
慰めのボンド像は他に類を見ない。
新しい試みに僕は拍手を送りたい。
単純にアクションもテーマも面白く、分かりやすかったし。
(カジノロワイヤルは株やポーカーといった分かりにくい要素があったので、
人にとっては、あまり面白くなかったのでは・・・)
まあ、オープニングはカジノロワイヤルもかっこよかった。
結局、両作品とも★3つですが、わずかに慰めのほうが上です。
慰め、もう一回観てもいいかなと思ってます。
