2009年 京都記念 回想 3/4
誰も当たってないやん!!。
メインレースを前にして、
エビナレーシング倶楽部は、
今まで感じたことない湿っぽい空気に包まれていた(嘘)。
「なぜ、あれほどまで考え抜いたのに当たらないのだろうか…」
エビナはみんなには見えないところで、落胆していた。
私事ですが、今回、事前に予想していたのは3レース。
うち、2レースは外している。
残るは、本日のメイン「京都記念」。
自分の予想を、検証することは、自分との闘いなのだ。
さあ、パドックだ。
カワカミプリンセスは、悲劇のヒロインのままだろう。
突っ込んでくるとしたら、どの馬か?
エビナは、シルクフェイマスを推した。
10歳になったが、調教で一番のタイムを出しているのが根拠。
「一花咲かせようぜ、おじいちゃん」と心の中で声をかけた。
パドックの電光掲示板には、
「アドマイヤオーラ -14キロ」
の文字が。
エビナは思う。
「陣営は絞りに絞ってきている。オーラよ、京都記念2連覇だな」
横にいたOさんもアドマイヤオーラを推すようだ。
よし、ビギナーズラックにのっかることにしよう。
あとは昨日の予想通り、マンハッタンカフェ、メイショウクオリアもひも候補。
単勝で、アサクサキングスとアドマイヤオーラ、しかも400円で。
これで外したら、もうどうしようもないわ。
あれだけ、考え抜いて負けたんならあきらめもつく。
エビナは自分に言い聞かせた。
券売機コーナーに向かうとき、
ピンクノスケに何を買ったか尋ねる。
ピンクノスケもアサクサの単勝を買っていた。
「くるぜ、アサクサは。浅草だけど、京都に強い」
と言ったかどうか分からないけど、ピンクノスケも
「よーし、200円にしますぅ。あ、やっぱり300円。いや、400円にしますぅ」
と強気にでてきた。
知らないぞ…。あくまで、エビナの予想ということを忘れるなよ、ピンクノスケ。
ジャンポケはもうすでに、東京のクイーンカップの予想に入っている。
「武士沢のドゥミポワント、あると思いますよ」
ジャンポケよ…、絶対あり得ないです。武士沢さんは無理です。
買うのは僕だけでいい。被害を最小限に食い止めたいんです。
(東京のクイーンカップ、ドゥミポワントは後方からの競馬で、14着。
最後の追い込みで、一頭だけぬきました。
ちなみに単勝倍率344.8。これで勝ったら、事件ですよ…。
このレース、ピンクノスケは投票カードに間違ってマークして、
ワイドを的中させた。信じられん…。)
さあ、ゲートインというところで、アドマイヤオーラの馬体に故障発生。
なんということだ。
この瞬間Oさんの夢は砕け散った。
Oさん、大丈夫です。次があります。次回に運をとっといただけです、気にしないで。
アクシデントが落ち着いて、
さあ、時間いっぱい。
各馬ゲートイン!
スタートしました。
(第4コーナーまわって)
久々の逃げの手を打ったヴィクトリー、ここまで奇襲は成功しているように見えるが、
2番手にアサクサキングスとその外にサクラメガワンダーが差をつめてくる。
直線に向かう3頭。
シルクフェイマスはまだやってこない。
各馬、内外ばらけた。
アサクサキングス、サクラメガワンダー外に持ち出した。
美しい馬場は勝利の道筋か?
ヴィクトリー、内で粘るが、
ここでアサクサキングスとサクラメガワンダーの一騎打ちのドラマになりそうだ。
アサクサのサクラか。
サクラのアサクサか。
わずかに内。
アサクサキングスーーー。
三番手にはヴィクトリー、カワカミプリンセスどうしても届かないー。
買ったのはアサクサキングス。
4歳の挫折を乗り越え、復活の舞台に選んだのは京都ー。
サクラの季節はまだ早かったー。
来たぜーーー。
単勝400円×8.9倍。(エビナが単勝400円も買うことは異例のこと)
か・い・か・ん
だめでもだめでも、
自分の予想を信じてよかった。
この的中の快感があるから、やめられない。
シルクフェイマスは残念だったけど、
再び出てくるときは、応援します。
メインを終えて、興奮もそのままに、みんな最終レースへ。
ここで、ジャンポケは意地を見せる。
馬連一点買いが的中。
してやったりの、ジャンポケの笑顔がまぶしいです。
ちなみに、この日、みんなが買った馬券はこんな感じです。
見えにくくてすいません。
「エビナ」
圧巻はアサクサの単勝。
あとはぼろぼろ。
ボックス・ながし具合が玄人です。
ドゥミポワント、買っていただいてありがとうございました。
「ピンクノスケ」
アサクサの単勝以外にも、間違えて買ったクイーンCが的中。
なんだかんだいって、トータル的に勝っているのはさすが。
複勝のほかにワイドと三連複を買っている。
しかも、そこそこ当たっている。
シルクフェイマスも買っている。すいません。
初めてでしたが、いろんな馬券に手を出しています。
チャレンジ魂はgood jobです。感動を次の阪神で。
さあ、今回のエビナレーシング倶楽部もそろそろ大詰め。
そして、夜の戦いはどうなっていくのか?
…to be cotinued.
2009年 京都記念 回想 2/4
過去2回、エビナレーシング倶楽部で競馬観戦したときは、
必ず大きな的中がでていました。
マイルチャンピオンでは、ボナールのメイショウボナール単勝馬券(確か33倍くらいついたと思う)
鳴尾記念では、ピンクノスケの怒涛の連続的中。
今日は天は誰に味方するだろうかと楽しみでしたが、
どうやら様子がおかしい。
昨日書いた危惧とは、誰も当たらないということ。
ボックスを組めども、軸から流せど流せど、
的中がなかなかでない。
Oさんのビギナーズラックもやってこない。
エビナの渾身の予想も(前日の午前三時まで種牡馬辞典 と格闘)はずれる。
それは、いつものこと。
ダイバクフは2回目ということもあって、
ジャンポケからボックス・ながし・フォーメーションを聞いている。
うむうむ成長しているな。
そして、僕は心の中で思った。
「ダイバクフよ、穴馬の複勝狙いを志す者なら、ワイドを制さねばならぬぞ」
拡大複勝馬券、それを人はワイドと呼ぶ。
選んだ2頭のいずれもが3着以内に入るのを予想するという馬券。
穴馬の複勝では、そんなに儲からないとダイバクフが欲をだしたときに、
必ずワイドへの道をめざすものと、僕は思っていた。
予想は的中。
ダイバクフ、京都記念よりワイドの蜜の味を知る。
しかも単純のワイドでは飽き足らず、
ボックスを組んでるではないか。
ようこそ、こちらの世界へ。
これで、ベンチャーナインなみの思い入れの強い馬を作ることができたら、
ダイバクフの涙を見られる日も近いというものだ。
時間は流れる。
誰からも昼ご飯を食べようという声はあがらない。
ここで、メインレース(京都記念)を前にして、
この時点での、エビナから見た各人の状況をお知らせしよう。
「エビナ」
種牡馬辞典+午前三時までの予想は3着がいいところ。
複勝160円しかあたっておらず。
このペースでいけば、完敗に乾杯。
「ジャンポケ」
笑顔見られず。
ボックス、流しで軽いヒットはあるが、投資の割の回収。
もっとがんばりましょう。
「ピンクノスケ」
無邪気なシックスセンスは息をひそめる。
お金への邪念と小牧騎手への愛のため、盲目気味。
前回までの勢いはなし。
「ダイバクフ」
良くもないが、悪くもなさそう。
前回、外れ続けた時のような、沈黙はないところを見ると、いい感じ。
「Oさん」
まだ基本的な買い方を習得中。
表情は真剣そのもの。
ゆっくりで大丈夫。その表情に、素質を感じています。
もっとエビナとジャンポケに買い方を聞いて、どんどんはずしましょう。
おいおい、ほぼ全員苦戦しています。
特にピンクノスケのダッシュがつかないのは予想外。
お金という邪念は恐ろしいと、つくづく思う。
しかし、ここからエビナレーシング倶楽部の反撃が始まるのです。
本日の栄冠は誰の手に?!?
…to be continued.
2009年 京都記念 回想 1/4
時は2009年2月21日土曜日12時00分。
エビナは淀駅大阪方面改札の前で立っていた。
のどかな陽気の中で、初めて競馬場にきたことを思い出していた。
忘れもしない。
素晴らしき同士が集まったときの胸の高まりを。
マイルチャンピオンシップで蝦名の名前を絶叫した瞬間、
僕の頭のリミッターが外れた感触を。
武士沢騎手に涙した夜を。
今年もこの集まりをできることを本当にうれしく思っています。
12時10分。
珍しく、ピンクノスケと今回初参戦のOさんが時間きっちりに現れた。
ジャンポケもほぼ定刻通り到着。
ダイバクフは少し遅れるとのことだったので、一足先に入場口に向かった。
入場券を買って、ゲートをくぐる。
エビナはすでに興奮し始めている。
遅れていたダイバクフも強烈な末脚を見せて、入場口で追いついた。
「役者は揃ったぜ。いい夢見ようぜ、みんな」
と心の中で呟いてみたが、
心の中でつぶやいただけなので誰も反応しない。
まずは、パドックだ。
Oさんはアドバイスどおりに大スポを買ってきていた。
エビナレーシングクラブ推薦のガイド本は、大スポなのです。
(理由はピンクノスケの驚異的な的中率により)
Oさんに出馬表とパドックの見方をレクチャーしていると、
ダイバクフの
「調子がでるまで、複勝で攻めるわ」
ピンクノスケの
「小牧さんは、5番に乗るからあ…」
ジャンポケの
「モモちゃん、それはきっと来ると思うよ。だから5を軸にしてこれとこれを流しで…」
というそれぞれの素晴らしい価値観が聞こえてくる。
嬉しいぞ、エビナは。もう何も心配はいらない。
とりあえず、Oさんに一通り説明して、
券売機のコーナーへ。
買い方を説明していると、
ジャンポケはいきなりBOX・ながしを買い出した。
そして、ピンクノスケは
「わたしぃ、就活の費用をかせぎにきたんですぅ」
といって、これまたBOX・ながしを買おうとしている。
ダイバクフは、ひたすら下位3番人気あたり馬を探っている。
みんな、ギアを入れるのが早すぎないかい?
お金への邪念が多すぎないかい?
そして、このエビナの危惧は、見事に的中するのである…。
…to be continued.





