まちあるき新聞 -70ページ目

2009年 阪神大賞典 回想 5/6

雨雲とともにダイバクフが現れて、

宝塚歌劇団に導かれるように、Tさんが消えた。

アイスクリームの姿も、もういない。


ダイバクフめ、ニフラム を唱えたか?


ともかく、Tさん、極めて濃い競馬集会ですが、また次回も遊びに来てください。

心よりお待ちしております。


雲行きはますます怪しく、雨が降り始めた。

しかも、スコールみたいに激しい雨が。


「私、雨が降ってくれただけで満足」とダイバクフ。

そんな馬鹿な。

的中よりもドラマよりも、雨が降ったことに満足しているのか、このお方は。


私の頭は混乱した。

雨とダイバクフの新の目的もつかめぬまま、第10レース。

今までどおり、先行馬が勝つか。

それとも、追い込み馬が勝つか。


勝ったのはイケトップガン。

……追い込み馬だ。


メインレースのパドックが始まってしまう。

混乱を抱えたまま、パドックに急ぐ。

雨おかげで前方が空いている。

ジャンポケ、ピンクノスケ、エビナは最前列に陣取った。

どいつが、一番ノッてるんだ?


まちあるき新聞-スクリーンヒーロー
「スクリーンヒーロー、どうなんだ?」

「59キロは少し重いぜ、ベイベー」


まちあるき新聞-DERUTABURU-SU
「デルタブルース、調子はどうかい?」

「久々すぎて、分かんないやい」


まちあるき新聞-アサクサキングス
「アサクサキングスよ、雨は好きかい?」

「…………」


まちあるき新聞-オウケンブルースリ
「オウケンブルースリ、どうや」

「(首をかしげるだけ)」


雨のせいで、みんなびしょびしょ。

ナムラクレセントだけ、ピチピチジャブジャブ♪的に軽やか。

全く分からん…。

結局、アサクサを除く先行馬中心を固めて買う。

本命はオウケンブルースリだ。ジャンポケと心中だ。


ジャンポケがギリギリまで悩みすぎている。

しめきりが迫る中、マークシートとにらめっこ状態。

急いでー。



さあ、阪神大賞典スタートです。


(第4コーナーをまわって…)

どっと沸いた会場の声が嘘のよう。

15馬身以上あったテイエムプリキュアの差はもう5馬身もない。

後続集団捉えたか?


(エビナ:プリキュアー!!!)


テイエムプリキュア、3馬身差で直線にさしかかる。

アサクサキングスとヒカルカザブエがまずは襲いかかる。

2頭に続き、スクリーンヒーローとデルタブルース。


外からナムラクレセントも飛んでくる。


(ピンクノスケ:こまきさーん、こまきさーん)


オウケンブルースリは、伸びが苦しい。

(ジャンポケ:あああぁ……)


これは2頭の叩きあいか。

外のアサクサキングス、内のヒカルカザブエ。

内か、外か。

内か、外か。

わずかに外かー。

アサクサキングス、京都記念に続き重賞2連勝ー。




「なんと…。最後に切ったアサクサキングスが勝ちよった…」

エビナ、ショック大。


「同じジャングルポケット産駒でも、ヒカルカザブエのほうか…」

ジャンポケのダメージが濃い。


「かすりもせえへん…」

バンブーユベントスのショットガン買いも不発。


エビナ、ジャンポケ、バンブーユベントス牡馬全員、呆然。



「こまきさーん、こまきさーん」

勝ったピンクノスケは嬉しそう。


「午前三時まで考え抜いても、こんなものなのか…。

種牡馬辞典 はいったい何なのか…。」

エビナ、ブルーに入る、毎度のことながら。


最終レースはパドックも見ずに、やけくそで一番人気の小牧騎手の単勝にかけた。

なんとか、小牧騎手がギリギリ差し切ってくれたおかげで、助かったが、

あのやけくそ感は危ない。

反省。


ここで、みんなの勝馬投票券を大公開。


まずは、エビナ。
まちあるき新聞-エビナ勝馬投票券
ここぞという馬に、単価の高い単勝をつぎ込でんますね。

今回は的中しましたが、次はどうか分かりませんよ。


ジャンポケです。
まちあるき新聞-ジャンポケ涙馬券
残念ながら、的中はしてませんが、

ジャングルポケット産駒のオウケンブルースリへの愛を感じます。


ボナールです。
まちあるき新聞-ボナール勝馬券
枠連とボックスにも手を出してます。

そして、きっちり当ててます。これはすごい。


ピンクノスケです。
まちあるき新聞-ピンクノスケ勝馬券
さすがといったところ。

毎回、収支マイナスにならないところがすごい。

小牧騎手への愛も感じます。


ダイバクフです。
まちあるき新聞-ダイバクフ勝馬券
さすが、雨を降らせたことはある。

きっちり第10レースを抑えてます。


バンブーユベントスです。
まちあるき新聞-バンブーユベントス勝馬券
まちあるき新聞-バンブーユベントス涙馬券2
見よ、この買い方。

今までエビナレーシング倶楽部にはなかった新しい風です。

残念ながら的中してませんが、

ハイリスクハイリターンの夢は、次の機会にとっておきましょう。




とまあ、なにはともあれ、激しく一喜一憂をしたエビナレーシング倶楽部は、

勝馬投票券の記念撮影をして、

それぞれの思いの丈を、何度も繰り返し繰り返ししながら競馬場を後にしました。



……to be continued.


2009年 阪神大賞典 回想 5/6はもう少しお待ちを。

どうもです。

連載が滞っております。

もし、楽しみにしてくれてる方々がいましたら、もう少しをお待ちを。


わたくし事ですが、今週は受注ラッシュでした。

この不景気の中、ありがたいことです。


そんなこともあって、強烈に忙殺されてました。

金曜日に至っては、内閣総理大臣並の分刻みスケジュールまではいきませんが、

ジャパニーズビジネスマンしてました。


今日は昼寝もしたし、畑もしたし。

(アスパラを植えました。昨年植えたアスパラは、だいぶ大きくなっています


今から一気に書き上げたいと思います。


ダイバクフが闇の世界の大王のように登場し、

エビナレーシング倶楽部に劇的な変化が起こりそうです。


メインレースはどうなるのか?

誰が最後に微笑むのか?


はたまた、飲み会では、何がどのように話されていたのか?


謎がめくるめく3月22日。


もうしばらく、お時間をいただければ幸いです。


乞う、ご期待。

2009年 阪神大賞典 回想 4/6

パドック→投票所→本馬場のサイクルはめまぐるしく続く。

Tさんも初参加ながらも、楽しんでる模様。

うんうん、いいよ。すごくいい。


ジャンポケと桃ちゃんは、馬に穴があくほど見入っている。

ジャンポケの語りは饒舌になればなるほど、堕ちていくのがまた美しい。


その横で淡々とデータを吸収し続けるボナール。

ボナールが馬と新聞と掲示板に見入っている状態は、

すでに「悟り」の域に入っているかのよう。

ボナールの鮮烈なデビューは、

なんといっても、メイショウボナールの単勝36倍的中から始まった。

それ以来、馬連、馬単、ワイド、三連複と様々な買い方をマスター。

回収率も高い、知る人ぞ知るオールラウンダー。

さあ、今日はどんなミラクルをみせてくれるのか。


順調にサイクルが巡っていると、

電話が鳴った。


バンブーユベントスが3階からパドックを眺めているらしい。

エビナ、手を挙げる。

バンブーユベントス、合流。

最近の入籍したばかりなので、懐にハンデを背負いながらも、

クラブにとって戦慄の投票を見せてくれることになる。


投票は続く。

序盤の滑り出しは、みんなスローペース。

ワクノスケとTさんが一番人気を当てた。

だけれど、ほんの少ししか嬉しくないようだ。

「100円ちょっとじゃね…」とワクノスケとTさん。

こやつらも、資本主義者か?

天気と同じように湿っぽい状況が続く。

ピンクノスケはすでに鶏を食べている。


ピンクノスケが静かだ。

ボナールも沈黙を守り続けている。

そんな中、ボナール、ワクノスケ、Tさんがお昼御飯の声をかける。

流れを変えるにはちょうどいい。

おなかも減ってきたところだし。

よかった、今日はちゃんとご飯が食べれるんだ。


まちあるき新聞-皿うどん
エビナが頼んだのは皿うどん。

★★☆です。星2.5個分でお願いします。

ボリューム、味付けともに王将に軍配があがりました。


ご飯をすませ、パドックに行こうとしたところ、

ピンクノスケが強く主張する。


「小牧さんの馬券買ってきていいですかっっ」

どうぞどうぞ。

でも急がないと、あと5分しかないよ。

と聞くやいなや、風のように走り出すピンクノスケ。

あなた、完全にはまってるね。

今日のピンクノスケは一貫して小牧騎手を買い続けている。

素晴らしい。

惚れた騎手が武士沢騎手でなく、小牧騎手で本当に良かった。


このピンクノスケの行動が、結果的にエビナレーシング倶楽部に

運の流れを引き寄せることとなった。



駆け込みで買った「7番人気のワンダーアキュート」が見事的中。

出遅れたにもかかわらず、絶妙の仕掛けで見事差し切りがち。

ハナ差の勝利にピンクノスケ興奮。

「こまきさーん、こまきさーん」

みんなが羨望のまなざしを送るなか、

Tさん、ソフトクリームに夢中。

いいキャラクターしてます。

ぜひ、次回もお越しください。


しかし、この幸せも長くは続かなかった。


このhappyムードの中、水を差すかの如く、

突然、風が吹き、雲が立ち込め始めた。

太陽が遮られ、不安という魔物がとりついたのだろうか。子供たちは泣き始めている。

木もざわめいている。


これは…ヤツだ。

ヤツが来たんだ。


遠くのほうから一人の女性が歩いてくる。

AIGLEのブーツ。

通気性抜群の新素材カウボーイ風ハット。


間違いない。


奈良が送り込んだ最終兵器。

満を持して、ダイバクフ登場。


さあ、役者は揃った。


3月22日、太陽がてっぺんを昇りきり、あとは下るだけとなったころ、

本格的な資本主義ゲームが始まろうとしていた………。



……to be continued.