2009年 阪神大賞典 回想 5/6
雨雲とともにダイバクフが現れて、
宝塚歌劇団に導かれるように、Tさんが消えた。
アイスクリームの姿も、もういない。
ダイバクフめ、ニフラム を唱えたか?
ともかく、Tさん、極めて濃い競馬集会ですが、また次回も遊びに来てください。
心よりお待ちしております。
雲行きはますます怪しく、雨が降り始めた。
しかも、スコールみたいに激しい雨が。
「私、雨が降ってくれただけで満足」とダイバクフ。
そんな馬鹿な。
的中よりもドラマよりも、雨が降ったことに満足しているのか、このお方は。
私の頭は混乱した。
雨とダイバクフの新の目的もつかめぬまま、第10レース。
今までどおり、先行馬が勝つか。
それとも、追い込み馬が勝つか。
勝ったのはイケトップガン。
……追い込み馬だ。
メインレースのパドックが始まってしまう。
混乱を抱えたまま、パドックに急ぐ。雨おかげで前方が空いている。
ジャンポケ、ピンクノスケ、エビナは最前列に陣取った。
どいつが、一番ノッてるんだ?
「59キロは少し重いぜ、ベイベー」
「久々すぎて、分かんないやい」
「…………」
「(首をかしげるだけ)」
雨のせいで、みんなびしょびしょ。
ナムラクレセントだけ、ピチピチジャブジャブ♪的に軽やか。
全く分からん…。
結局、アサクサを除く先行馬中心を固めて買う。
本命はオウケンブルースリだ。ジャンポケと心中だ。
ジャンポケがギリギリまで悩みすぎている。
しめきりが迫る中、マークシートとにらめっこ状態。
急いでー。
さあ、阪神大賞典スタートです。
(第4コーナーをまわって…)
どっと沸いた会場の声が嘘のよう。
15馬身以上あったテイエムプリキュアの差はもう5馬身もない。
後続集団捉えたか?
(エビナ:プリキュアー!!!)
テイエムプリキュア、3馬身差で直線にさしかかる。
アサクサキングスとヒカルカザブエがまずは襲いかかる。
2頭に続き、スクリーンヒーローとデルタブルース。
外からナムラクレセントも飛んでくる。
(ピンクノスケ:こまきさーん、こまきさーん)
オウケンブルースリは、伸びが苦しい。
(ジャンポケ:あああああああぁ……)
これは2頭の叩きあいか。
外のアサクサキングス、内のヒカルカザブエ。
内か、外か。
内か、外か。
わずかに外かー。
アサクサキングス、京都記念に続き重賞2連勝ー。
「なんと…。最後に切ったアサクサキングスが勝ちよった…」
エビナ、ショック大。
「同じジャングルポケット産駒でも、ヒカルカザブエのほうか…」
ジャンポケのダメージが濃い。
「かすりもせえへん…」
バンブーユベントスのショットガン買いも不発。
エビナ、ジャンポケ、バンブーユベントス牡馬全員、呆然。
「こまきさーん、こまきさーん」
勝ったピンクノスケは嬉しそう。
「午前三時まで考え抜いても、こんなものなのか…。
種牡馬辞典 はいったい何なのか…。」
エビナ、ブルーに入る、毎度のことながら。
最終レースはパドックも見ずに、やけくそで一番人気の小牧騎手の単勝にかけた。
なんとか、小牧騎手がギリギリ差し切ってくれたおかげで、助かったが、
あのやけくそ感は危ない。
反省。
ここで、みんなの勝馬投票券を大公開。
まずは、エビナ。
ここぞという馬に、単価の高い単勝をつぎ込でんますね。
今回は的中しましたが、次はどうか分かりませんよ。
ジャングルポケット産駒のオウケンブルースリへの愛を感じます。
そして、きっちり当ててます。これはすごい。
毎回、収支マイナスにならないところがすごい。
小牧騎手への愛も感じます。
きっちり第10レースを抑えてます。
今までエビナレーシング倶楽部にはなかった新しい風です。
残念ながら的中してませんが、
ハイリスクハイリターンの夢は、次の機会にとっておきましょう。
とまあ、なにはともあれ、激しく一喜一憂をしたエビナレーシング倶楽部は、
勝馬投票券の記念撮影をして、
それぞれの思いの丈を、何度も繰り返し繰り返ししながら競馬場を後にしました。
……to be continued.
2009年 阪神大賞典 回想 5/6はもう少しお待ちを。
どうもです。
連載が滞っております。
もし、楽しみにしてくれてる方々がいましたら、もう少しをお待ちを。
わたくし事ですが、今週は受注ラッシュでした。
この不景気の中、ありがたいことです。
そんなこともあって、強烈に忙殺されてました。
金曜日に至っては、内閣総理大臣並の分刻みスケジュールまではいきませんが、
ジャパニーズビジネスマンしてました。
今日は昼寝もしたし、畑もしたし。
(アスパラを植えました。昨年植えたアスパラは、だいぶ大きくなっています )
今から一気に書き上げたいと思います。
ダイバクフが闇の世界の大王のように登場し、
エビナレーシング倶楽部に劇的な変化が起こりそうです。
メインレースはどうなるのか?
誰が最後に微笑むのか?
はたまた、飲み会では、何がどのように話されていたのか?
謎がめくるめく3月22日。
もうしばらく、お時間をいただければ幸いです。
乞う、ご期待。
2009年 阪神大賞典 回想 4/6
パドック→投票所→本馬場のサイクルはめまぐるしく続く。
Tさんも初参加ながらも、楽しんでる模様。
うんうん、いいよ。すごくいい。
ジャンポケと桃ちゃんは、馬に穴があくほど見入っている。
ジャンポケの語りは饒舌になればなるほど、堕ちていくのがまた美しい。
その横で淡々とデータを吸収し続けるボナール。
ボナールが馬と新聞と掲示板に見入っている状態は、
すでに「悟り」の域に入っているかのよう。
ボナールの鮮烈なデビューは、
なんといっても、メイショウボナールの単勝36倍的中から始まった。
それ以来、馬連、馬単、ワイド、三連複と様々な買い方をマスター。
回収率も高い、知る人ぞ知るオールラウンダー。
さあ、今日はどんなミラクルをみせてくれるのか。
順調にサイクルが巡っていると、
電話が鳴った。
バンブーユベントスが3階からパドックを眺めているらしい。
エビナ、手を挙げる。
バンブーユベントス、合流。
最近の入籍したばかりなので、懐にハンデを背負いながらも、
クラブにとって戦慄の投票を見せてくれることになる。
投票は続く。
序盤の滑り出しは、みんなスローペース。
ワクノスケとTさんが一番人気を当てた。
だけれど、ほんの少ししか嬉しくないようだ。
「100円ちょっとじゃね…」とワクノスケとTさん。
こやつらも、資本主義者か?
天気と同じように湿っぽい状況が続く。
ピンクノスケはすでに鶏を食べている。
ピンクノスケが静かだ。
ボナールも沈黙を守り続けている。
そんな中、ボナール、ワクノスケ、Tさんがお昼御飯の声をかける。
流れを変えるにはちょうどいい。
おなかも減ってきたところだし。
よかった、今日はちゃんとご飯が食べれるんだ。
★★☆です。星2.5個分でお願いします。
ボリューム、味付けともに王将に軍配があがりました。
ご飯をすませ、パドックに行こうとしたところ、
ピンクノスケが強く主張する。
「小牧さんの馬券買ってきていいですかっっ」
どうぞどうぞ。
でも急がないと、あと5分しかないよ。
と聞くやいなや、風のように走り出すピンクノスケ。
あなた、完全にはまってるね。
今日のピンクノスケは一貫して小牧騎手を買い続けている。
素晴らしい。
惚れた騎手が武士沢騎手でなく、小牧騎手で本当に良かった。
このピンクノスケの行動が、結果的にエビナレーシング倶楽部に
運の流れを引き寄せることとなった。
駆け込みで買った「7番人気のワンダーアキュート」が見事的中。
出遅れたにもかかわらず、絶妙の仕掛けで見事差し切りがち。
ハナ差の勝利にピンクノスケ興奮。
「こまきさーん、こまきさーん」
みんなが羨望のまなざしを送るなか、
Tさん、ソフトクリームに夢中。
いいキャラクターしてます。
ぜひ、次回もお越しください。
しかし、この幸せも長くは続かなかった。
このhappyムードの中、水を差すかの如く、
突然、風が吹き、雲が立ち込め始めた。
太陽が遮られ、不安という魔物がとりついたのだろうか。子供たちは泣き始めている。
木もざわめいている。
これは…ヤツだ。
ヤツが来たんだ。
遠くのほうから一人の女性が歩いてくる。
AIGLEのブーツ。
通気性抜群の新素材カウボーイ風ハット。
間違いない。
奈良が送り込んだ最終兵器。
満を持して、ダイバクフ登場。
さあ、役者は揃った。
3月22日、太陽がてっぺんを昇りきり、あとは下るだけとなったころ、
本格的な資本主義ゲームが始まろうとしていた………。
……to be continued.










