まちあるき新聞 -101ページ目

2008年 鳴尾記念・ステイヤーズS 回想 3/4

1,2レースをやり、エンジンがかかってきたようだ。

二人の目が、特にダイバクフの目が集中しきっている。

そんな中、ボナールがおもむろに口を開く。


「あの掲示板の下の子、ピンクノスケやない?」


確かにシルエットはそっくりだ。

電話をしてみよう。


呼び出し音が鳴る。


ピンクノスケらしき女性が鞄の中をがさごさ探す。

携帯を取り出すのか?

やはり、あの子はピンクノスケなのか?


しかし、ピンクノスケらしき女性は、新聞を大きく開き、パドックを見入り始めた。


あの子は、ピンクノスケではないのか…。

いや、きっとそうだ。

新聞を開くさま、パドックを見入るさま、全てが本物だ。板につきすぎている。


何度か電話を鳴らし、結局ピンクノスケと判明。

ピンクノスケと合流するのは、いつもスムーズにいかない。

さあ、これで今日のメンバーが全員揃った。


ここからピンクノスケの快進撃が始まっていく。

「大スポはバイブルですっ!。大スポはこれとこれを推してて…。

 あのこ、お尻がプリプリしてるから、ゲットフロマージュで決まりです。」

天然感満載。


しかし、これが嘘みたいに当たりまくるのである。

単勝22倍をはじめ、馬連、単勝。

連戦連勝。


対照的に沈黙を守り続けるダイバクフ。

ボナールも「すごいね、すごい」の感嘆の言葉しか出てこない。


ボナールもダイバクフもピンクノスケのアドバイスを信頼し始める。


そして、的中するのである。

嘘みたいなホントの話。


まちあるき新聞-馬は友達

そして、こなれた頃にダイバクフは思い切った方向転換をするのである。

それは、


「穴馬の複勝狙い」


この戦法、もっぱらエビナが得意とする戦法である。

穴馬複勝戦法のいいところは、以下の通り。


①複勝なのに倍率高い。

②複勝というハードルの低さ

②穴馬が来るという楽しみ


なので、判官びいきで、弱い馬を応援するときには極めて有効な戦法なのである。

私も好きな穴馬をこの方法で買い続けてきた。

例として、以下に写真を挙げておきます。
まちあるき新聞-ベンチャーナイン複勝(菊花賞)
まちあるき新聞-ベンチャーナイン(神戸新聞杯)
まちあるき新聞-コスモバルク

しかし、エビナとダイバクフとは大きく違う。

それは、DRAMAを追っているのか、MONEYを求めているのかの違いなのである。


単勝倍率を食い入るように見つめるダイバクフ。

同じ戦法を使うものとして、是非応援したい。

求めているものが今は違うとしても、

いつか穴馬というドラマを追い求めてくれるようにと、切実に祈る。


ちなみにこの戦法の悪いところはひとつ。


あまり、当たらないということである。


そんなこんなであっという間に時間は過ぎていった。

鳴尾記念が終わり、ステイヤーズSを一人観戦し、

最終レースで600kgのクリーンという馬が勝った。

まちあるき新聞-クリーン
おじさんが、「あんな馬、牛屋に行け」と笑った。

そして、全レースが終わった。


まちあるき新聞-阪神競馬場直線
まちあるき新聞-阪神競馬場叩きあい

「まだ、やり足りないわ」

ダイバクフ、今日は危険な言動が目立つ。


最後に的中馬券の換金を済ませる。

おばさんが「当たったのかい!?」と話しかけてくる。

阪神競馬場はコミュニケーション力が高く、人の温かさがあるところだ。


「さあ、冷え切った体を温めに飲み会に行こう」

充実した4人は飲み会に向かうのであった。

そんな中、唯一懐が暖かくなったピンクノスケが一人ほくそ笑んでいることを

3人は知らなかったのである…。
しかも、この笑みが、飲み会での異常な盛り上がりの

伏線になっていることなど三人は知る由もなかった。


・・・・・・to be continued.


2008年 鳴尾記念・ステイヤーズS 回想 2/4

到着したダイバクフに、出馬表や本馬場の説明をして、

再び、パドックに戻り、馬を見る。

ダイバクフは、すでに賭ける気満々だ。

そうだ。ダイバクフの第一声のことを書かなければいけない。

それはそれは、末恐ろしいものだった。


「友達から三連複で賭けると、100円が1万円になるって聞いたんだけど」


え、いきなり3連複ですか。

しかも大きな夢の話ですか。


その後も、ダイバクフが矢継ぎ早に質問してくる。

「これはどうゆう意味なの」

「馬のどこを見ればいいの?」

「どれが倍率なの」

「この8.8倍っていうのは100円賭ければ、880円になるってことなの?」


スタートからかかりまくるダイバクフ。

ほとんどの質問は数字に関することばかり。

きれいな瞳はいつしか$マークに変わっていた。

そうこうしてると、ボナールから電話がかかってきた。

エビナとボナールは手を挙げて、スムーズにボナールと合流。


ボナールとダイバクフは単勝や複勝から始めていく。

ウォーミングアップといったところか。

エビナのほうと言えば、相変わらず投票をしない。

それには理由があった。


今日の阪神競馬場は、私にとっては半身競馬場だったからだ。

半身…。そう体は阪神にいても、心は中山に飛んでいたのだ。

昨日の段階で、ステイヤーズSにしかほとんど興味がなかったのだ。


なぜ、中山競馬場に心が飛んでいったのか?

その理由はこの日に開催された2つの重賞を知らなければ分からないだろう。

2つの重賞のうち、

1つは阪神で開催された「鳴尾記念(GⅢ)」。

もう一つは、ベンチャーナインが出走する、中山競馬場の「ステイヤーズS(GⅡ)」。

ベンチャーナインの鞍上はもちろん、武士沢友治。

エビナは、武士沢+ベンチャーナインのコンビにとてもとても思い入れがある。

理由は簡単だ。


「ベンチャーナインと武士沢騎手が中山競馬場で開催される重賞に出走するから、

 中山競馬場に心が飛んでしまっていた…。」

まちあるき新聞-ベンチャーナイン

簡単に書くとほんの少しの言葉で済んでしまう。

でも、熱い思いは、お願いだから、本人から聞いて欲しい。


おおっと、だいぶ脱線してしまったようです。

舞台を阪神競馬場に戻しましょう。


……to be continued.

2008年 ジャパンカップダート 予想

時間ないので、早速。


◎ ⑦サクセスブロッケン

○ ⑪カジノドライブ

▲ ⑫ブルーコンコルド

△ ⑮ワイルドワンダー


で。

エビナは穴をあけるか?

楽しみです。

簡潔すぎてすみません。