まずは「不登校」に関して。

40代世代までなら。
「頑張って学校に行こう」と促された方も多かったのではないでしょうか。

私自身、高校を卒業した時には親に言われました。

「よく頑張って卒業してくれた」

ただ、今の時代はそれもデリケートな時代となりました。

実際私も仕事で「不登校」の子どもたちを相手にすることも多いのですが、委託契約の際に様々な制約やNGワード(指導中に言ってはいけないワード集)を事細かく、厳しく指示を受けます。

以前、山口もえさんの発言で炎上したのをご存知の方もおられると思いますが…

「いじめられている中学の3年間なんて、長い人生から見たらほんの一瞬。だから頑張って乗り越えよう\(^o^)/」

昭和の時代…いや、21世紀に入って、SNSが普及する前までなら許されたかもしれません。

実際、好意的なコメントや「これで叩かれるの?」といったコメントもありましたが、大多数は批判的なコメントが占めることになりました。

結論。現代社会は「(多少無理してでも)頑張って○○しよう」という考え方が完全にNGになったということなんですよね(;・∀・)

次は「食物アレルギー」に関して。

「俺らが子どものころは、食物アレルギーの子なんていなかった。今の子は弱い。」

60代・70代より上の方だと、こう認識している方が多いと思うんです。

実際、「食物アレルギー」を、ニュース報道なども含めて世間が強く意識するようになったのは、21世紀に入ってからだと思われます。

「アナフィラキシー・ショック」を起こすと死に至ることもあるため、幼稚園・保育園では食事に関しては常にピリピリ。

それでも事故が起きれば叩かれるのが必然になってしまっていますが…

結論。現代社会は給食の際であっても「頑張って残さず食べよう」という言い方はNGワードだということ。
よくよくご認識ください。

最後は「熱中症」に関して。

昨今は、ようやく大人たちも「熱中症の怖さ」を痛感できたようで。

様々な対策が取られるようになりましたが…

それでも起きてしまっている熱中症。

昭和の時代の負の遺産である「スポーツ中に水なんか飲むな」という迷信。

さすがにこれを口にする人はいなくなりましたが、、、

ただ、不登校もそう。食物アレルギーもそう。熱中症もそう。そこから「今の子どもは昔に比べて弱くなった。昔はもっと…」という妄信を悠然と語る人もいるのもまた事実なんです。

「エアコンは体に悪い」「エアコンの風は好きじゃない。自然の風が一番健康にいい」

こう考えている高齢者も多いのも事実で、民生委員の方がどんなに口酸っぱく説明しても、エアコンを使おうとせず、結果としての死亡事故も発生しているのが現実なんです。

「不登校」に「食物アレルギー」に「熱中症」。

まだ、月末最終金曜日…ではありませんが…

「朝まで生テレビ!」みたいな感じで、現代社会のデリケートな3つのテーマで熱く語ってみましたが、いかがでしたでしょうか。

よろしければ下のコメントなり、メッセージを頂けましたら是非とも参考にさせていだきたいです。

是非ともお待ちしております^_^