昨今よく言われるようになったこの『つながらない権利』。

24時間365日通信、やり取りできるようになってしまった現代IT社会。

この『つながらない権利』を求める人が今増えているんだとか。

そりゃあそうです。

少なくともケータイが一般に普及する前は、「終業後」に連絡を受けることはなかったはずですから。

医療従事者その他の「ポケベル」は除くものとして。

これは私の持論であり、ある種の暴論なのですが…

「個人所有として、携帯電話は必要なかった」というものがあるんです。

今この時代、個人所有の携帯電話をなくすことは不可能なわけですが。

遡っての平成初期の1990年代。

各携帯電話会社が値下げを始めたことから、一般個人にも一気に携帯電話が普及していったわけです。

時代を戻せるものなら、ここまで遡って、携帯電話の個人所有を食い止められればとも考えたんです。

もし現代社会で携帯電話の個人所有がなかったとして。

不便と感じる人がどれだけいるかということを考察するのに適した事例は、高齢者の方の考えなんですよ。

60代、いや、70代以上の方なら共感していただけると思うんです。

「携帯電話なんかなくったって、別に不便なんかないよ。」と(^^;)

ただ、勘違いしないでいただきたいのは…

私が提唱するのはあくまで「携帯電話の個人所有」についてであって、「携帯電話の法人所有」に関しては是(ぜ)とするということなんです。

つまり、「個人向けには普及すべきではなかったが、業務用としてのみならアリだっただろう」という持論です。

ただ、ここでもけじめはしっかりつけること。

「業務用」であっても、「業務時間外」は出ない、出られないようにしておくということです。
※こちらも、エッセンシャルワーカーは除くものとして。

携帯電話そのものの機能として、業務時間外は一切使えなくしておくというイメージですね。

なので、必要なのは「メール」であって、この考え方であれば「ゲームアプリ」なんかも存在していなかったことになるわけです。

ここまで書いてきて、はっきり言って、共感していただける方はほぼいないでしょうし、これが著名人のコラムであれば、炎上も必至だと思います。

もし、携帯電話の個人所有がなかったら…

ITにおける社会活動は大きく違っていたものになっていたでしょうし、なにより、個人に携帯電話が普及していなかったとしたなら、果たして世の中に「スマートフォン」が登場したのかなとも思ってしまうんですがね(;^_^A

ただ、これもある意味極論ですが。

携帯電話による犯罪件数なんかも大きく違っていたでしょうし、「歩きスマホ」なんていうのも存在していなかったことになりますからね(;´∀`)

改めてもう一度書きます。

はっきり言って、共感していただける方はほぼいないでしょうし、これが著名人のコラムであれば、炎上も必至だと思います。

それでももし共感していただける方がいましたら是非ともメッセージお寄せくださいませ。

私の様々な考えをお話しさせていただきたいと思いますので('ω')