イスラエル・パレスチナ問題、基本をわかりすく。

基本はNHKのサイト。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/jiji/jiji97/
【大学生とつくる就活応援ゼミ】から。

内容そのものは、2021年に作られたものですが、イスラエルとパレスチナの対立してきた歴史が詳しく書かれていますので、基本を知りたいという方は、是非参考にしてみてください('◇')ゞ

2023年10月7日。

パレスチナ自治区のガザ地区を実効支配するイスラム武装組織ハマスが、イスラエルに向けて数千発のロケット弾を発射。

ハマスの戦闘員がイスラエルに侵入して南部を襲撃しました。

イスラエルのネタニヤフ首相は「戦争状態にある」としてガザ地区に激しい空爆を行い、これまでに双方の死者数はあわせて1万人を超えています。

イスラエル、ハマスのどちらを支持するかで、まさに左派、右派に分かれる事態ともなっているわけで…

そもそもは、パレスチナ人の居住地に、イスラエル人が「入植」したことから。

本来はパレスチナ人のみが住むはずの自治区に、イスラエル人が「入植」、つまりパレスチナ人居住地を侵食し、イスラエル政府も国民保護の建前で支配を拡大している実態があるということ。

国家として承認されているのはあくまでイスラエル。

パレスチナは、あくまでイスラエルの一部とされていて、正式な世界地図にもパレスチナの記載はないということ。

ただ、国家として認めてほしい国だというのが本音です。

だけど、イスラエル、パレスチナの存在そのものをどちらが正しいと見るのかは、本当に世界的に大きく分かれる問題だということなんです。

双方の言い分があり、それを正しいと判断するかの基準は、左派、右派に分かれてしまうということなんです。

1948年。

アラブ人の住むパレスチナにユダヤ人国家イスラエルが建国され、イスラエルは国家として承認されている。

国家承認されたいパレスチナも、長年不満を抱えてきた。

そんな中、イスラエル人がパレスチナ自治区に「入植」し、どんどん侵入してきた。

パレスチナ人の不満が爆発しつつも、イスラエル政府は、イスラエル人の国民保護の建前で、支配拡大を承認してきた。

肝心なのは、ハマス=パレスチナ ではないということ。

あくまでパレスチナからのイチ団体(本人たちはテロリストとは認めない)だということ。

ただ、ハマス≒パレスチナと見立てる国際社会は、当然パレスチナを非難します。

ハマスの目的は、イスラエルの国家としての繁栄で、自分たちの生活環境とは天国と地獄の現状に怒りを爆発させたに過ぎないわけです。

ロシアによるウクライナ侵攻とは明らかに違う戦争理由が、そこにはあるわけなんです。

だからこそ、国際社会の意見も分断してしまうし、停戦だって簡単にはいかないということ。

双方の意地があるわけですから。

それでも、戦争が日常ではない日本人からしたら、爆撃映像や、子どもたちの悲惨な映像を日々見せられて、本当になんとも言えない気持ちになるのも確かです。

歴史的な理由があって始まってしまったこの戦争。

簡単にはやめられないものだということは分かりますが、市民や子どもたちの悲惨な映像を見せられるのは本当にツライものがある。

それが、本音ですよ(-_-;)

文中内引用元サイト↓
https://diamond.jp/articles/-/330488
【3分でわかる】ハマスがイスラエルを奇襲した理由…8月の時点で「死者数が最悪の水準」より。