なぜ、自民党は、ココまで堕落してしまったのか…。

月曜日のホットなニュースとして。

毎日新聞の世論調査にて、『岸田内閣不支持82%』という、センセーショナルな数字が踊りました。

まあ、想像するに…

ここまできて、岸田内閣を支持する人は、もはや"諦めの境地"なんでしょうと。

積極的支持なんていうものはなく、仕方ない、他にいい人がいない、というところからの、消極的支持なんだと思いましたから。

あとは、利害関係のある経済団体くらい?

それくらいしかないでしょうと(;^ω^)

昭和30年。1955年の、自由民主党結党から69年。

ごく一部の下野した期間を除いても、60年以上、日本の政権を担当してきた。

自民党が参院選で大敗して、"ねじれ国会"になったことも、しばしばありました。

ただ、これはその時々で、自民党一強政治にカツを入れたい有権者の思いからなったもので。

有権者の間では、ねじれ国会に対する否定的なコメントはなかったわけなんです。

「これ(ねじれ国会になったこと)で、与野党きちんと話し合って、法案を成立させてほしい」

こんなコメントもあったくらいですからね(;^_^A

けど、現実、そんなわけにいかないんですよ。

参議院で、野党のほうが、多くの議席を持ってしまったからこそ、野党は俄然、やる気になる。

与党を徹底的に追い込んでやろうとね(^^;)

もう一息頑張れば、衆院選で野党が勝てて、政権交代に持ち込める。

そんな意識が芽生えても、決しておかしくないわけで。

で、与党の法案が参議院で成立しなくなり、『両院協議会』が開かれる。

ここできちんと与野党お互いが歩み寄って、法案成立にこぎ着けるものであれば、それこそ正常な"ねじれ国会"だと思ったのに、そうはいかないわけですよ~(^▽^;)

結局は、与野党お互いの意地の張り合いなんです。

与党は、とにかく早く、法案成立にこぎ着けたい。

野党は、ここぞとばかりに、少しでも与党を追い込みたい。

これが現実だったわけですよ~(;´Д`)

自民党が下野したのが、過去二回。

平成5年、1993年の、非自民の細川政権の時。

そして、平成21年、2009年の旧民主党政権の時。

と、単純にこのスパンだけ見ると、16年というスパンがあると。

そうなると、次は2025年?

で、やはり、今年か来年、衆院選か、となっている現実。

ただ、現実は、自民党を見放している人は大多数いるものの、任せたい野党がいない、ということですよ( ̄▽ ̄;)

任せたい野党がいない、というのも、日本の政党政治の欠陥のひとつだったわけで。

時に、フィーバーもあった、自民党への積極的支持があり、現在のような消極的支持が多数を占める時代もあって。

そして、下野した一定期間もあって。

これが、日本の自由民主党が60年以上政権を担当してきたツケなんだろうなと(-_-;)

アメリカ、韓国、台湾は、一定期間ごとに政権政党が代わっていて。

ただ、これの大変なところは、意見、政策が真逆なので、国内だけでなく、国外にも多大な影響を及ぼし続ける連続だということ。

政権交代で、他国のコレを挙げる人もいるでしょうしね。

ただ、日本の一党独裁政治が、他の政党の政権担当能力を育ててこなかったことも、問題だったんだろうと思いましたからね。

『中選挙区制に戻そう』という、専門家からの声があるのもまた事実なんです。

40代のわたくしとしては、この中選挙区制を詳しくは語れないので、今回は割愛しますが(;・∀・)

自民党総裁選まであと半年余り。

それまで待てない。
今すぐの総辞職を。

そういう声も大多数なのも、空気として実感しています。

ただ、少なくとも、総裁任期というものがある以上。

この任期は全うしてもらいたいと思っているんです。

そうでないと、本当に、イヤならすぐ総理交代のジレンマの始まりなわけですからね(^^;)

願わくば、岸田総理へ。

総裁選再選に意欲、なんてみじんも発しないよう。

きちんと9月で退陣してください。

仮にそれをいま表明したとしても、不支持率がとどまることもないでしょう。

『9月までやったら日本が終わる。とにかく一刻も早い退陣を~』

このアンチの考えを変えることもできないでしょう。

ただ、あくまで、私の考えは。

日本の総理大臣をコロコロ交代させるジレンマをなくすためにも。

総裁任期をなんとか全うしてください。

そして、そこできちんと退陣してください。

コレに尽きるということです('◇')ゞ