アメリカの選挙はなぜ、かくも注目されるのか?

大統領選挙と中間選挙が2年ごとに実施され、日本の国政選挙との違いは、国のトップの直接民主制であることと、日程があらかじめ決まっていることもあるでしょう。

今年2024年。

台湾をはじめ、ロシアもアメリカも大統領選挙がある。

日本はというと?

国のトップを事実上確定させる、自民党総裁選挙があるということ。
言うまでもなく、自民党議員、党員以外に投票資格はありません。

では、その根幹となる、衆議院議員選挙は?というと…

コレも、国のトップの差配次第だということ。

つまり、いつ実施されるのかすら予想するしかなく、突然発表されて、来月解散総選挙だ~というのを当たり前にやってきたのが我が日本という国の選挙システムなんです(;^_^A

衆議院解散総選挙は、翌月だと突然発表されるもの。
あらかじめ決められている、自民党総裁選でさえ、国民世論の感情一つで首相の辞任がいつされるのかも分からないし、3年ごとの総裁任期はあるものの、支持率低下で常に『辞任しろ』の世論に圧(お)されるのが日常だということ。

日本とアメリカで、選挙システムそのものが全く異なるがゆえ、日程があらかじめ決められていて、直接民主制である、アメリカ大統領選挙のほうが、より注目されてしまうし、面白い⇒interestingになってしまうのは、必然なことなんですよ(^▽^;)

トランプ氏当選可能性は濃厚といわれ、岸田首相はトランプ氏とうまくやっていけるのか?
という報道もあるのですが…

そもそもが、9月の自民党総裁選に、岸田首相が出るべきではないと思っていますし…

※9月に自民党総裁選がある以上、岸田首相の即時の辞任は求めないのが私の意見です。
ただし、総裁選挙に立候補すべきではなく、その時点で退任すべきだと考えています。

9月に岸田首相が退任することを前提とすれば、来年、トランプ氏と対峙するのは、次の新首相であるべきだと考えていますから。

現在のバイデン大統領だって、決してbestな候補者ではなく、あくまで、トランプ氏と比べたらはるかにマシ、というbetterな候補に過ぎません。

仮に、あり得ないとしても、トランプ氏が撤退して、ヘイリー氏が大統領候補に正式になったとしたなら…

それはもはや言うまでもなく、ヘイリー氏一択に傾くんだと思います。

年齢だけで言えば、実は、国のトップとして、日本の岸田首相は若いほうに入るんです。

アメリカ・バイデン大統領81歳
中国・習近平国家主席70歳
ロシア・プーチン大統領71歳
日本・岸田首相66歳

ですからね(;´∀`)

夏季オリンピックの年に実施されるアメリカ大統領選挙で。

選挙が終わって翌年2025年になれば、もう『来年の中間選挙に向けて』という報道になり…

2026年になれば『今年は中間選挙の年』という報道になり…

中間選挙が終わって、2027年になれば『来年の大統領選挙に向けて』と、候補者レース報道が過熱し…

2028年になれば『今年は大統領選挙の年』と、さらに報道がヒートアップしてくる。

この繰り返しだからこそ、常にアメリカの選挙は注目され続けてしまうわけなんです(;^ω^)

衆院解散総選挙がいつあるかは想像するしかなく…

自民党総裁選挙は、自民党議員、党員以外に投票資格がない。
しかも、突然の首相辞任だってあり得る。

これだけ選挙システムそのものが大きく異なれば、日本の国政選挙よりアメリカの選挙のほうが面白い、となるのは、もはや自明の理なんですよ( ̄▽ ̄;)

でも、日本のこの選挙システム。

トランプ氏が知っているかどうかは分かりませんが、知っていたとしたなら、喉から手が出るほど欲しい選挙システムなんじゃないかと想像しますがね(^^;)