2024年4月4日に放送されたNHK「あさイチ」の特集「愛でたいnippon 今こそ行こう!動物園」を見ました♪
基本的に動物福祉向上の取り組みを紹介する内容で、シェアピでした♪
※シェアピ
=シェア・ザ・ハピネス・ウイズ・アニマルズ
=動物さんとの幸せ共有体験
=楽しい保全教育
=園館と保全活動のの任務
いまだに「エサ」と言ってしまっている場面もいくつかありましたが、アナウンサーさんや飼育員さんなどが「食事」等の言い方をしている場面もあり、シェアピ☆
取材に行った芸能人の方(前田公輝さん)も、ゾウさんのツメに「生命を感じた」などなど、素敵発言がうれしく勉強にもなりました♪
以下、シェアピ・ポイントもろもろ♪
ズーラシアの取材では、飼育員さんが「ウンピョウ・ファースト」と言っていました★
そして実際、木々などを多めにすることを「丸見え」より重視していました☆(丸見えなんて古いんですよ~「チラ見最高!」ですよ!)
2023.6のウンピョウさん@ズーラシア♪
奥に棚で居場所が増設されているので、人の視線から遠いところで安らげていてシェアピ♪
棚には特に飼育員さんの熱意と行動力を感じます☆
休んでいるからこそ超絶かわいいおなかなどもじっくり観察できて、まさに「寝姿最高!」です☆
金沢動物園の取材では、
・ゾウさん宅に土を敷いたことと、その効果の説明(足に良い。紫外線や虫さん予防)★
以前、コンクリ床で他の選択肢もほぼ無い時に友人たちと行ったら、その1人が泣いてしまったほどの状況だったことを考えると、素晴らしい前進で素敵✨「建て替えが無理でもここまで変われるんだ」と示し続けてくれている現場です✨
・ゾウさんが本来の食べ方をできるようにコンベアーを導入したことと、その効果の説明(食べられる時間の多さと本来の高さなど)★
・ゾウさんの爪切りの説明で飼育員さんが「(本来なら自然に削れるが)動物園だとどうしてもそこまでの運動量を出してあげることができないので」という、言葉選び★
・里山保全にも取り組んでいる★
野毛山動物園の取材では、
・トビさんが同じ太さの枝だけだとタコができて感染の恐れもあるから工夫しているとのこと★
江戸川区自然動物園の取材では、
・オオアリクイさん宅に蟻塚再現箱を用意し、本来の食べ方に近づける努力をしていることと、箱に「アリヅカ」と書いてあるところ★
こうした内容はすなわち保全教育になり、見た人が保全方向に育つので、楽しいだけでなく意義深いです☆
この、「見た人が保全方向に育つ」という意識を持つと、現場での仕事も報道の仕方も、理解や取り組みがしやすくなるので、オススメです★(シェアピ式園館活性法)
他に上野動物園も取材されていたのですが、一番仲いい園館人さんが対応していたのでそっちが気になってしまった(≧▽≦)。良いところとツッコミどころとあったので、次回会う時に伝えます♪
あと、フォッサさんの紹介が「亡くなる直前に撮れた」的な内容がメインで、せっかくの動物福祉推しとズレていてもったいなかったのでは?ちょうど昨日、フォッサさん宅の選択肢について「いろいろあるなぁ♪」と確認していたところだったので、そういう面を紹介してもらえたらよかったのになぁと。
ちなみに、金沢動物園の里山保全の話では、以前私も取材させて頂いた飼育員さんが登場していました♪
その方が作り上げた「インドサイさん宅の室内外の地面」は、関東イチのシェアピ・ポイント☆
なので、飼育員さんに「関東に行くんですが、どこを見たらいいですか?」と聞かれた時はここを推しています★
→その取材記事はこちら♪毎度の相当詳しい紹介ですので、絶対に見て参考にしてください♪
番組では、動物園・水族館コンサルタントの田井さんが解説を担当されていて、そうしたご活躍を拝見すると、「肩書、コンサルタントでもよかったんだなぁ」と(≧▽≦)。
数年前に「すっごいイメージが悪い」と言われたので、「園館コンサルタント」から「園館アドバイザー」に変えましたが、実際にはクライアントさんとはコンサルティング契約を結んでいるわけだし。
でも私としては「シェアピ・クリエイター」と言えば「園館コンサルタントもしてる人ね!」と思われるくらいになるのが目標のひとつでもあるので、あまりこだわってはいないですし、めんどくさいのでこのままにします(≧▽≦)。
まぁとにかく、こんなふうに園館紹介の内容がアップデートしていて、ツッコミどころもかなり少なくなってきていて、そのこと自体もシェアピだなぁと思った次第です♪
こうした紹介の仕方が普通かつ定期的なテーマになればいいですな♪