「水のいのち」練習日誌 - 川と海と海よと雨に挑む2時間半! | 上海コールプラタナス 在上海日本人混声合唱団

上海コールプラタナス 在上海日本人混声合唱団

上海在住日本人中心の混声合唱団。
1995年に歌好きがあつまり始まり現在にいたる、歌好きが集まる合唱団。
それが「上海コールプラタナス」!
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土曜日の午後、混声合唱団の私たちは、「水のいのち」の中でも特に魅力的な「川」「海」「海よ」「雨」の4曲に集中して、2時間半の練習に励みました。

まずは「川」からスタート。指揮者の先生のリードで、川の流れのように滑らかなメロディを意識しながら歌いました。リズムの変化やダイナミクスに気をつけて、水の勢いと美しさを表現するのがポイント。次第に声が柔らかくなり、川の流れを感じさせるようになりました。

次に「海」。広大で壮大な海の情景を描くこの曲では、低音部の男性陣が深い海の底を表現し、高音部の女性陣が海面のきらめきを表現。ハーモニーが深まり、本当に海の中にいるかのような感覚を味わいました。

「海よ」は、その広大な海の力強さと儚さを感じさせる曲です。伴奏に合わせて、一音一音を大切に歌い、特にクレッシェンドやデクレッシェンドを使って波の動きを表現しました。全員の声が一つに溶け合い、海の壮大さを見事に描き出すことができました。

最後に「雨」の練習。しとしとと降り注ぐ雨を感じさせる繊細なパートが魅力です。雨粒が地面に落ちる音や水たまりに波紋が広がる様子を思い浮かべながら、静かに確実に音を紡ぎました。全員の声が溶け合い、雨の情景を見事に表現できました。

しかし、まだまだ皆の声が完全にそろっているわけではなく、歌の内容への感情移入が足りないと感じる場面もありました。これからの1か月ちょっと、さらに練習を重ねて、一つ一つの曲に心を込めて歌えるように努力していきます。

練習後、嬉しいサプライズがありました。退団した高校生の団員が練習場を訪れてくれたのです。みんなで久しぶりに「WAKE!!」を一緒に歌いました。懐かしい顔ぶれとともに、和やかな雰囲気の中で歌う喜びを再び感じました。この特別な時間は、全員にとって忘れられない思い出となりました。

2時間半の練習はあっという間。音楽の力と仲間との絆を改めて感じた日でした。次回の練習が楽しみです!