竹内芳郎著作集(全集) | 「しょう」のブログ(2)

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 「生活指導」という言葉は戦前、綴方教師の峰地光重がはじめて用いたといわれますが、「生活そのもの(それを綴り意識すること)が子どもたちを成長させる」というイメージです。当面、「生活指導」や「生活綴方」を中心に書いていきたいと思います。


 

上記は竹内芳郎著作集の全巻の構成です。
 ​ ​以下は、竹内に関連する私自身の文章。​

 第1章、『想像力の問題』について

 第2章、『存在と無』について

 第3章、アンガジュマンの思想と実践

 第4章、『弁証法的理性批判』について

以上、卒業論文。

​ 主著 『国家と文明』について
『国家と文明』マルクス主義の理論を徹底的に再検討・再構成していった竹内芳郎の力作。史的唯物論の徹底的な再構成、独自の国家論の展開をもとに、「文明転換と支配の廃絶」への展望を明らかにしている。

『文化の理論のために』から宗教論へ
 
竹内自身が、「みずからの言語理論の成果を踏まえつつこれを記号論にまで拡大させ、あらゆる文化現象をその基底において整除しうる一般記号学を建設し、それによって現代の人類が逢着している文明転換の課題にしっかりした理論的基礎を提供する」ことをめざして書き上げた『文化論』。この野心作についての論考。
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 人権思想と日本的精神風土

 

​ 『意味への乾き』( 宗教表象の記号学的考察 )は、文化や宗教、あるいは人権思想に関して深く考察した竹内芳郎の力作。「人権思想」や万人平等思想は、いついかにして人間社会の中に登場したのか、上記著作において竹内芳郎はその根源に迫っている。

○竹田青嗣への手紙(2006年1月)

竹田青嗣の著作の中で『人間的自由の条件』(講談社)をやや批判的に論じたもの。竹田理論とサルトル、竹内芳郎の思想を私なりにつきあわせてみた。