院内フォーミュラリーの導入・運用最前線 | 新社会システム総合研究所 公式ブログ

新社会システム総合研究所 公式ブログ

ご訪問ありがとうございます。
私たち新社会システム総合研究所(SSK)は
法人向けビジネスセミナーを年間500回ほど開催しております。
お客様の求める情報をご提供し、貴社のビジネス情報戦略パートナーであり続けます。

院内フォーミュラリーの導入・運用最前線

~国内外の最新動向から各種フォーミュラリーの今後~

http://click.ssk21.co.jp/c?c=109164&m=3581857&v=fdc54426

 

[講 師]

昭和大学 統括薬剤部長・昭和大学病院 薬剤部長

薬学部教授 薬学博士 佐々木 忠徳 氏

 

横浜市立大学附属病院 薬剤部 副薬剤部長 小池 博文 氏

 

東京女子医科大学病院 薬剤部長 木村 利美 氏

 

国際医療福祉大学大学院 教授 武藤 正樹 氏

 

[日 時]

2019年12月16日(月) 午後1時30分~6時30分

 

[会 場]

TKP東京駅日本橋カンファレンスセンター 

東京都中央区八重洲1-2-16 TGビル

 

[重点講義内容]

<1>医療費抑制策とフォーミュラリーが目指すべきもの

佐々木 忠徳 氏 【13:3014:40

 

フォーミュラリーは古くは医薬品集と訳され、院内採用薬として

理解されてきた。昨今これが注目されるようになったが、演者は

これに取り組み10年を越えようとしている。

最近では院内・院外フォーミュラリーと区別され米国の解釈とは

異なって使用されるようになった。医療費の抑制策として

フォーミュラリーの日本が目指すべきもの、どのように寄与するのか

改めて論じたい。

 

1.国民医療費

2.標準治療

3.医療の質・安全

4.有効性と安全性

5.経済性

 

<2>院内フォーミュラリーの導入事例と今後の展開

小池 博文 氏 【14:5016:00

 

横浜市立大学附属病院では、2018年4月より院内フォーミュラリー

の運用を開始し2019年10月末時点で14薬効群を運用している。

本日はフォーミュラリー導入の考え方や導入事例、導入効果について

報告する。

あわせて、地域フォーミュラリーへの拡大へ向けて当院が取り組んでいる

手法についても紹介したい。

 

1.院内フォーミュラリー導入背景と作成プロセス

2.院内フォーミュラリーの事例紹介と導入効果

3.地域フォーミュラリーの推進に向けて

 

<3>院内フォーミュラリーの作成と実践

木村 利美 氏 【16:0517:15

 

フォーミュラリーは標準治療の推進による医療安全と医療経済を改善する

方策として、国策として進めなければならない重要な事業課題である。

フォーミュラリーの推進と言うと、医師にはまだまだ浸透して

いないかもしれないが、フォーミュラリーは経済性を考慮した標準治療の

推進でもある。

そういった意味では、診療ガイドラインの活用は、今や標準的に行われている

医療であり、大学病院においても例外なく受け入れられるべき戦略であろう。

また、新規高額薬剤の適正使用も考えなければならない。

大学病院の機能として地域連携フォーミュラリーを進めることも重要であり、

海外の状況も鑑み、大学病院が実施する今後のフォーミュラリーの展開に

ついて述べる。

 

1.大学病院におけるフォーミュラリーの運用事例

  ・組織・運用フロー    

  ・作成プロセスと実施

  ・経済効果

  ・課題

2.海外の運用 -米国・英国-

3.地域連携フォーミュラリーにおける大学病院の役割

4.抗がん剤その他、高額薬剤の検討

 

<4>フォーミュラリーをめぐる動向と今後の展開

武藤 正樹 氏 【17:3018:30

 

フォーミュラリーの機運がこのところ高まっている。

フォーミュラリーについては、2015年4月、財務省の財政制度等審議会

財政制度分科会で、「高額な降圧剤ARBが国内医薬品売上の上位を占めること」

を例に「生活習慣病治療薬等について処方ルールを設定すべき」との案が示された。

そして2018年診療報酬改定の中医協の中では、生活習慣病治療薬等の処方の

ルール化の一環としてフォーミュラリーが議論された。

現在、フォーミュラーには(1)病院(院内)フォーミュラリー

(聖マリアンナ医大、浜松医科大学、昭和大学病院、東京女子医大など)

と、(2)地域フォーミュラリー(地域医療連携推進法人日本海ヘルスケアネットなど)

がある。

また保険者フォーミュラリー、薬剤師会フォーミュラリーなどの可能性についても

議論がなされている。

講演ではこうした各種フォーミュラリーをめぐる最近の動向と今後の展開について

見ていこう。

 

1.院内フォーミュラリーと地域フォーミュラリー

2.フォーミュラリーの作成とその運用について

3.米国におけるフォーミュラリー

4.フォーミュラリーとジェネリック医薬品

 

 

[PROFILE 佐々木 忠徳(ささき ただのり)氏]

1979年 東京薬科大学薬学部薬学科卒業

同年 昭和大学藤が丘病院薬局入局

2002年 同助教授(現准教授)

2003年 亀田総合病院薬剤部長

2015年 昭和大学統括薬剤部長、薬学部教授、昭和大学病院薬剤部長

 

[PROFILE 小池 博文(こいけ ひろふみ) 氏]

1995年 東京理科大学薬学部製薬学科卒業

同年 横浜市役所入庁(横浜市立市民病院薬剤部勤務)

1998年 横浜市立脳血管医療センター開設準備室

2003年 横浜市衛生局地域医療課

2004年 横浜市立大学附属病院医療安全管理室担当係長 

専任リスクマネジャー(GRM)

2017年 同副薬剤部長 現在に至る

【所属学会等】

日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会 評議員/公益社団法人

神奈川県病院薬剤師会 副会長/一般社団法人横浜市薬剤師会 理事/

日本病院薬剤師会代議員/神奈川県後発医薬品使用促進協議会 委員等

【著書等】

フォーミュラリーマネジメント -院内フォーミュラリーから

地域フォーミュラリーへ-(2019年8月 薬事日報社)

ジェネリック医薬品の評価と選択(2014年7月 じほう)

薬剤学実験法必携マニュアル(2014年4月 南江堂)

初収載ジェネリックガイド(じほう)年2回連載

 

[PROFILE 木村 利美(きむら としみ) 氏]

1986年 東京薬科大学薬学部卒業

同年 北里大学病院 薬剤部入局

1993年 University of Michigan Hospitals

2000年 医学博士

2006年 東京女子医科大学病院 薬剤部 副部長

2009年 フィラデルフィア小児病院CP部 客員教授

2010年 東京女子医科大学病院 薬剤部 部長

日本臨床薬理学会指導薬剤師/日本医療薬学会指導薬剤師

日本医療薬学会代議員/日本化学療法学会評議員/日本TDM学会評議員

SCBR Advisory Committee memb.

 

[PROFILE 武藤 正樹(むとう まさき) 氏]

1974年 新潟大学医学部卒業

1978年 新潟大学大学院医科研究科修了後、国立横浜病院にて

外科医師として勤務。同病院在籍中、1986年~1988年まで

ニューヨーク州立大学家庭医療学科に留学

1988年 厚生省関東信越地方医務局指導課長

1990年 国立療養所村松病院副院長

1994年 国立医療・病院管理研究所医療政策研究部長

1995年 国立長野病院副院長

2006年より国際医療福祉大学三田病院副院長・国際医療福祉

総合研究所長・同大学大学院教授

2007年より(株)医療福祉経営審査機構CEO

2012年6月より現職。

【政府委員】

医療計画見直し等検討会座長(厚生労働省2010年~2011年)

入院医療等の調査評価分科会会長(中医協2012年~)

「療養病床の在り方検討会」構成員(厚生労働省2016年)