テレビ番組制作とBPO対策&権利処理 | 新社会システム総合研究所 公式ブログ

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テレビ番組制作とBPO対策&権利処理

~事例別BPO対策の勘所/

「カメ止め」問題に見る映像製作者は誰から許諾を得るべきなのか~

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[講 師]

レイ法律事務所 統括パートナー弁護士 河西 邦剛 氏

弁護士 舟橋 和宏 氏

弁護士 菅原 隼人 氏

 

[日 時]

2018年11月28日(水) 午後3時~5時

 

[会 場]

アーバンネット神田カンファレンス

東京都千代田区内神田3-6-2 アーバンネット神田ビル

 

[重点講義内容]

テレビ放送は、出演者の肖像権、逮捕報道における容疑者の名誉権、

一般人のプライバシー権、著作権等の法的権利に関する問題だけでなく、

裏付け取材、インターネットリサーチの利用、演出・編集の限界、

不適切表現等の放送倫理の問題にも関わります。

本セミナーでは、番組制作に携わった経験を有する弁護士が、前半で

テーマごとに蓄積された事例を紹介しながら解説するとともに、

BPOの申立があった場合の具体的対応策について解説します。

後半で、2018年夏映画「カメラを止めるな!」が大ヒット

しましたが、同時に話題になったのが盗作疑惑。著作権法上「原作」と

「原案」は何が異なってくるのか。「原作」であると二次的、三次的

著作物にも権利が及ぶのか?今話題のテーマをもとに、映画・ドラマの

制作と著作権について解説します。

 

■前半■

<1>虚偽内容放送と放送倫理

 

放送倫理検証委員会の役割から、虚偽内容の放送をしてしまった場合の

放送倫理違反との関係や裏付け取材の重要性等について、具体的事例を

紹介しながら解説します。

 

<2>リサーチではインターネットにどこまで頼れるのか

 

情報番組においてインターネットによるリサーチは不可欠な手段に

なっていますが、インターネットの情報に頼った結果、誤った報道が

なされた事例も少なくありません。インターネットでリサーチする際の

留意点について解説します。

 

<3>バラエティー番組における許される編集・演出と許されない

編集・演出

 

「面白さ」「わかりやすさ」を優先するあまり過度な編集・演出をした

場合、放送倫理上の問題が生じ、人気番組であっても打切りとなった

事例があります。編集・演出の限界について解説します。

 

<4>逮捕報道において注意するべきこととは

 

逮捕報道において「容疑者が認めていない事実までを認めているような

印象を与えた」として問題になった事例を中心に、SNS上の顔写真の

使用の可否も含めて逮捕報道の留意点について解説します。

 

<5>プライバシー権を侵害しないために

 

大津いじめ事件報道を参考に、事件報道におけるプライバシー侵害の

有無、放送倫理上、プライバシー権に配慮するとはどういうことを

意味するのかについて解説します。

 

<6>不適切表現の具体例とは

 

「怪しいお米セシウムさん」の事例等、不適切表現の問題について

解説します。

 

<7>BPOの問題が生じやすい番組類型とは

 

情報番組、バラエティー番組、再現ドラマ等BPO上の問題が生じ

やすい番組類型について解説します。

 

<8>BPO対策

 

突然BPOに対して申立てがなされるのではなく、BPOの申立は

出演者や視聴者からの一本の電話から始まります。テレビ放送における

トラブルについての具体的対処法について解説します。

 

■後半■

<9>「原作」「原案」の違いから生じる著作権法上の差異は?

 

「著作権法上、単なるアイデアは保護されない」というが、著作権

法上の保護を受ける原作とはどのようなものをいうのか解説します。

 

<10>「原作」の権利はとても強い権利?常に許諾が必要なのか?

 

原作をドラマ化する、さらにドラマをDVD化する。原作を舞台化する、

さらに舞台化したものを映像化する、著作権法上の二次利用とは一体

何なのか?著作権法上も難解と言われる著作物の二次利用について

解説します。

 

<11>映画製作・ドラマ制作においては「誰から」「どのような権

利」を取得するべきか

 

原作者、脚本家、音楽家、監督、制作スタッフ、映像制作には多数の

関係者が関わりますが、誰がどのような権利を持っているのか、誰から

どのような権利を取得しておけば安心なのか解説します。

 

<12>質疑応答/名刺交換

 

 

[PROFILE 河西 邦剛(かさい くにたか)氏]

レイ法律事務所統括パートナー弁護士。映像制作における法律問題を

取り扱う。音楽著作権に関する訴訟等の法的手続きに多数の実績。

芸能人の権利を守るエンターテイナーライツ協会の共同代表理事。

第3回~第5回ライブエンターテイメントEXPOに出展。

2011年 早稲田大学人間科学部情報科学科卒業

 

[PROFILE 舟橋 和宏(ふなばし かずひろ)氏]

レイ法律事務所弁護士。河西弁護士と共に商標等知的財産に関する

法律問題を取り扱う。2010年 明治大学法学部法律学科卒業。

2014年 弁護士登録

 

[PROFILE 菅原 隼人(すがはら はやと)氏]

レイ法律事務所弁護士であり、エンターテインメントに関する

法律分野を中心に取り扱っている。

 

<関連セミナーのご案内>

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