国土交通省/広島市立大学
自動車関連情報の利活用とセキュリティ
~つながるクルマ時代の情報の活かし方と守り方~
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_16340.html
[講 師]
国土交通省 自動車局 自動車情報課 課長補佐 長谷川 信栄 氏
広島市立大学 大学院情報科学研究科 准教授
一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会
研究開発センター チーフ 井上 博之 氏
[日 時]
2016年10月21日(金) 午後2時30分~5時
[会 場]
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F
[重点講義内容]
<1>自動車関連情報の利活用に関する将来ビジョンについて
長谷川 信栄 氏 【14:30~15:40】
国土交通省では、平成27年1月に策定した「自動車関連情報の
利活用に関する将来ビジョン」を踏まえ、自動車のIT化、
車外通信技術の発展等に応じて、自動車関連情報の利活用を
推進していくための環境整備を図り、安全・安心の一層の向上、
新たな需要の創造等を通じた我が国自動車社会の更なる進化を
目指しているところ。
本講義では、同「将来ビジョン」において重点テーマとして
位置づけた4つの取組みの内容を紹介する。
1.「安全OBDに対応したスキャンツールの共通化」を通じた
次世代自動車の安全使用の推進
2.テレマティクス等を活用した新たな保険サービスによる
安全運転の促進・事故の削減
3.自動車の履歴情報を収集・活用したトレーサビリティ・サービスの
展開による自動車流通市場の活性化
4.検査と整備の相互分析等を通じた検査・整備の高度化・効率化
5.質疑応答/名刺交換
<2>つながるクルマのセキュリティ ~実験結果と対策~
井上 博之 氏 【15:50~17:00】
ネットにつながる自動車は広義のIoTシステムの一種であり、
自動車自体も車載LANによってセンサ、アクチュエータ、
コンピュータがつながる複雑なシステムを構成している。
本講義では、ネットにつながる自動車のモデルとして独自に
開発したセキュリティ分析プラットフォームを用いた解析、
攻撃、防御の仕組みを説明し、それを国産ハイブリッド自動車などの
実車に適用した例や、機械学習を使った不正メッセージの
検出を用いた防御のメカニズムや対策等について紹介する。
1.IoTセキュリティとしての自動車情報セキュリティ
2.ネットにつながる自動車のセキュリティ
3.攻撃や脆弱性の事例
4.セキュリティ分析プラットフォームと実車への適用
5.防御メカニズムの例
6.質疑応答/名刺交換
[PROFILE 長谷川 信栄(はせがわ のぶよし)氏]
2004年に国土交通省に入省。
国土交通省総合政策局観光部(当時)、都市局、関東運輸局
自動車交通部等を経て、2016年6月より自動車局
自動車情報課に勤務。膨大かつ多様な自動車関連情報の
利活用に関する検討やITを活用した自動車登録関連業務の
合理化に関する検討を担当している。
[PROFILE 井上 博之(いのうえ ひろゆき)氏]
1987年 大阪大学工学部電子工学科卒業、
1989年 大阪大学大学院工学研究科電子工学専攻修了。
同年 住友電気工業入社。研究所でUnixワークステーションの
開発やインターネット通信機器の研究開発に従事。
2000年 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
博士後期課程 博士(工学)。
2000年 インターネット総合研究所で、ネットワーク関連企業の
コンサルティングや企業の立ち上げに従事。
2007年 広島市立大学大学院情報科学研究科。
現在は、同大学准教授 兼 CCDS研究開発センターIoT
脆弱性研究ユニット1チーフ。SECCON実行委員、
セキュリティ・キャンプ全国大会講師、ETロボコン中四国地区大会
実行委員、HiBiSインターネットセキュリティ部会顧問等。
組込みシステムの情報セキュリティ、特に広域ネットワークに
つながる家電や自動車のセキュリティについて、その脆弱性や
セキュアな通信プロトコルに関する研究開発を行っている。