患者中心の医療を実現するための医療経営の新しい視点 | 新社会システム総合研究所 公式ブログ

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患者中心の医療を実現するための医療経営の新しい視点
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_16201.html

[講 師]
聖路加国際大学学長・聖路加国際病院院長 福井 次矢 氏

医療アナリスト(東大大学院 客員研究員) 浅野 信久 氏

株式会社ユヤマ 商品企画課 課長 家田 啓史 氏

[日 時]
2016年10月5日(水)午後1時10分~5時

[会 場]
SSK セミナールーム 
東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F

[重点講義内容]
今や、「患者中心の医療」は、安心、安全、効率的な医療を実現
するための世界的潮流となっている。「患者中心の医療」の構築は、
本格的な少子高齢化時代が到来している日本においても急がれる
ところであるが、一朝一夕には実現できず、全職員の粘り強い
意識改革と継続的な運営体制の改善活動が必要である。今回は、
患者中心の医療の構築に資する、医療の質を測るQuality
Index(QI)、リーンマネジメント、ロボットの導入
(省力化で医療者は患者ケアに対応)の3つの実践的
アプローチ法を紹介する。

<1>医療の質を測り改善する 
   -診療現場でのQI測定・PDCAサイクル-
福井 次矢 氏【13:10~14:10】

聖路加国際病院では2005年以降、電子カルテのデータを用いて、
毎年100項目以上の質指標Quality Indicator
(QI)を測定・公開し、PDCA(Plan、Do、Check、
Action)サイクルを意識した改善の試みを続けてきた。
最近では、厚生労働省の補助事業の対象として多くの病院が
QIの測定・公開に取り組んでいて、医療現場のマネジメント・
スタイルが変化しつつある。 

Ⅱ.患者中心の医療構築に向けたリーンヘルスケア活用法
浅野 信久 氏【14:25~15:35】

日本の製造業に端を発した「カイゼン」は海外で医療現場に
応用され、「リーンヘルスケアマネジメント」として体系化され、
先進国や新興国を問わず世界中の医療機関が挙って導入している。
米欧では毎年リーンヘルスケアに関する国際会議が開催されるほど、
医療経営手法として一般化してきている。特に、がん医療は、
リーンヘルスケアマネジメントと相性がよい分野とされ、運営の
効率化に効果をあげてきている。本講座では、がん診療における
リーンヘルスケアマネジメントの導入方法について説明する。

1.病院経営手法の世界標準化するリーンヘルスケア
2.リーンとは
3.リーンの基礎道具
4.がん専門医療機関の効率経営に特に有効なリーンマネジメント
5.リーンマネジメントの応用事例

Ⅲ.医療ロボットは患者中心の医療の実現に貢献するか
-がん化学療法の調製ロボット技術の進歩と導入の視点
家田 啓史 氏【15:50~17:00】

今春の診療報酬改定や医療制度改革は、「救急」「がん」「手術」等
を適切に提供する    「急性期病院」が評価された。その中で
がん化学療法は、件数が増加傾向にも関わらず調製作業は薬剤師
によるマンパワー対応のままであり、また職業性曝露からシビアに
コントロールが必要な為、効率が上げにくい側面がある。今回は、
調製ロボット技術のご紹介と、業務の安全性と対物作業の効率化を
通して薬剤師支援による運営効率貢献への視点をご紹介する。

1.抗がん薬調製の現状について
2.ここまでできるロボット調製の紹介
3.対物から対人業務へシフトする薬剤師業務と調製作業について
4.導入・稼働事例等の紹介
  

[PROFILE 福井 次矢(ふくい つぐや)氏]
1976年京都大学医学部卒。聖路加国際病院にて研修。
1984年ハーバード大学公衆衛生大学院修了。
帰国後、国立病院医療センター(現・国立国際医療研究センター)
循環器内科、佐賀医科大学総合診療部教授、京都大学医学部附属病院
総合診療部教授、京都大学大学院医学研究科臨床疫学教授を歴任し、
2005年から聖路加国際病院院長。
2012年から聖路加国際大学理事長を兼務。
2016年理事長を退任し聖路加国際大学学長に就任。京都大学名誉教授。

[PROFILE 浅野 信久(あさの のぶひさ)氏]
国際医療アナリスト
東京大学大学院医学系研究科客員研究員
リーンヘルスケアマネジメントの動向について、研究し、
国内外に情報発信している。
最近では、医業経営コンサルタント協会雑誌、月刊保険診療など
医療経営関連雑誌にリーンヘルスケアについて寄稿。
ポーランド国訪ヘルスケアカイゼン訪日ミッションにおける
医療経営に関する講師も務める。


[PROFILE 家田 啓史(いえだ ひろし)氏]
2003年 株式会社ユヤマ入社。
同社営業として東海地区・首都圏の病院に対して調剤機器・
システムの提案・販売。2014年 同社商品企画課として
主力商品である調剤機器の全自動化や新技術・新機能・
改善提案を企画している。医療情報技師。