欧州におけるOTTとの闘い | 新社会システム総合研究所 公式ブログ

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ブロードバンド&グローバル戦略特別セミナー
欧州におけるOTTとの闘い
~GoogleやNetflix、Amazonへの規制と市場発展、ビジネス展開~

セミナー要項
開催日時2016年1月26日(火)午後2時~午後4時
会場SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F
(03)5532-8850
詳しくはhttp://www.ssk21.co.jp/seminar/S_16013.html
備考:
 
重点講義内容
在仏シンクタンク代表
総務省 情報通信政策研究所 特別上級研究員
佐々木 勉 (ささき つとむ)氏
「電気通信と放送の融合化」が叫ばれてから久しいが、どちらの分野もインターネット化・デジタル化によって、ポスト融合化と呼んで良いだろうが、混迷の時代に突入している。このポスト融合化時代を主導しているのは、特に、米国ベースのOTT提供者と呼ばれるサービス事業者である。Google、Netflix、Amazon、eBay、Dailymotionなどである。しかしこれらOTT提供者に対して法制度は長らく対応できなかった。欧州では、2014年の「忘れられる権利」に関する欧州司法裁判所判決、そして現在見直されている欧州の電子通信規制制度、そしてデータ保護規則等により、OTT提供者がようやく法的枠組の中に組み込まれようとしている。
本講演では、「欧州がどのようにOTT提供者を法的枠組に組み込もうとしているのか」をテーマに、2014年欧州司法裁判所判決、視聴覚メディア・サービス指令、電子通信規制法制(テレコム・パッケージ)等における最近の動向を紹介する。
また、インターネット化・デジタル化の進展の中で、我々の個人データはどう保護されるのか。法律はどのように取り組んでいるのか。供給者サイドの視点からの放送規制枠組で良いのか。OTT提供者は電子通信規制の枠組で規制できるのか、関連事業者がビジネスを推進する上での課題、展望などを欧州の視点から考えるとともに、日本市場における対応戦略を考える。

1.データ保護法制から:2014年欧州司法裁判所判決
 (1)Googleとの闘い
 (2)忘れられる権利
 (3)2015年セーフハーバー判決

2.放送法制から:視聴覚メディア・サービス指令
 (1)コネクテッドTV
 (2)国境のないTV指令から視聴覚メディア・サービス指令に

3.電気通信法制から:テレコム・パッケージの見直しとOTT規制
 (1)Eコマース指令
 (2)インターネット・サービス提供者(ISP)とOTT規制

4.規制とビジネス展開のバランス、課題と展望
5.日本における対応戦略
6.質疑応答/名刺交換
講師プロフィール
佐々木 勉(ささき つとむ)氏
在仏のシンクタンク代表、総務省 情報通信政策研究所 特別上級研究員。
郵政省郵政研究所、慶応大学総合政策学部講師、群馬大学社会情報学部助教授を経て、渡仏。専門は情報通信経済学。主な訳書:「インターネット・エコノミー」(日本評論社)、「バンドワゴンに乗る」(NTT出版)、「競争と混沌」(NTT出版)、「市場の真実」(中央経済社)、「グーグルとの闘い」(岩波書店)、「ウィキペディア革命」(岩波書店)、「スポーツの経済学」(中央経済社)。