ワイヤレス給電の最新動向2013
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_13188.html
[講 師]
総務省 総合通信基盤局 電波政策課長 竹内 芳明 氏
クアルコムジャパン(株) 標準化部長 石田 和人 氏
(株)NTTドコモ 先進技術研究所環境技術研究グループ
主幹研究員工学博士 竹野 和彦 氏
[日 時]
2013年6月21日(金) 午後1時~5時
[会 場]
新橋愛宕山東急イン 東京都港区愛宕1-6-6
[重点講義内容]
<1>電波政策の課題と展望
竹内 芳明 氏 【13:00~14:15】
ワイヤレス給電技術は、モバイル機器、家電機器及び電気自動車
(EV)等へ導入されることで、我々の経済・社会・生活に
イノベーションをもたらす可能性を秘めている。今後、大型の
家電機器やEVの実用化には、ワイヤレス給電用の周波数や関連する
法制度の整備及び人体に与える影響の調査などが不可欠である。
普及を進める上での課題や総務省の取組について紹介する。
1.電波の利用状況
2.総務省におけるこれまでの取組
3.ワイヤレス給電の最近の動向
4.制度整備等に係る課題事項
5.質疑応答/名刺交換
<2>磁界共鳴ワイヤレス給電のポータブル機器への適用と広がる期待
石田 和人 氏 【14:25~15:40】
ワイヤレス給電技術の標準化活動が活発になってきました。異なる種類
のポータブル機器を複数同時に自由な配置で給電できる
Alliance for Wireless Power (A4WP)
の給電技術を紹介します。シンプルな共鳴型電力伝送技術や制御方法の
採用でより大きな送受電間の距離を確保するとともに、グローバルな
標準化でエコシステムを実現します。
1.A4WPについて
2.ポータブル機器向けワイヤレス給電の利用シーン
3.A4WP仕様の技術的特徴
4.関連規格・ガイドラインへのコンプライアンスと評価方法
5.技術標準化と今後の展望
6.質疑応答/名刺交換
<3>モバイル端末に適用するワイヤレス給電技術
竹野 和彦 氏 【15:45~17:00】
ドコモではスマートフォンや携帯電話を安心・安全に使えるための
研究開発として電池、充電器、エネルギーシステムの開発を
実施している。その中には燃料電池、リチウムイオン電池や
ワイヤレス給電技術などがある。今回は、ワイヤレス給電技術の
通信分野での発展の可能性や課題を述べる。
1.ドコモの環境・災害対策としてのエネルギー研究の紹介
2.ワイヤレス給電の概要
3.携帯電話への適用事例の紹介
4.ワイヤレス給電の可能性
5.今後の課題(環境問題、エネルギー効率の課題など)
6.質疑応答
[PROFILE 竹内 芳明(たけうち よしあき)氏]
1985年 郵政省入省
2003年 総務省 情報通信政策局 技術政策課 研究推進室長
2006年 総務省 情報通信政策局 宇宙通信政策課長
2007年 総務省 総合通信基盤局 電気通信事業部
電気通信技術システム課長
2008年 総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課長
2010年 総務省 情報通信国際戦略局 技術政策課長
2011年 現職
[PROFILE 石田 和人(いしだ かずひと)氏]
2001年クアルコム入社。以来、第3世代携帯電話をはじめ、
IEEEブロードバンド移動無線方式等の国内外での無線技術
標準化活動に参画。2006年以降、総務省情報通信審議会
作業班構成員として、広帯域移動無線アクセスシステムや
3.9世代移動通信システム等の技術提案ならびに技術基準策定に
従事し、それらの標準化を牽引した。近年、携帯電話から
ワイヤレス給電にいたる多くのワイヤレス技術の周波数割当議論に
参加。現在、ブロードバンドワイヤレスフォーラム ワイヤレス
電力伝送ワーキンググループ 標準開発部会で主査を担当し、
技術標準化をリードしている。また、Asia Pacific Telecommunity Wireless Group(AWG)や日中韓(CJK)無線標準化会議等にて
ワイヤレス電力伝送技術報告書のエディタを担当。日本の同技術に
関する情報を発信するとともに、日本とアジア地域の標準化を
牽引している。
[PROFILE 竹野 和彦(たけの かずひこ)氏]
1990年 九州大学大学院 応用原子核工学 修了
1990年 NTT入社 光通信用電源の研究などに従事
1998年 NTTドコモ転籍 移動機開発部 モバイル用電源の
研究に従事
2005年 九州大学にて博士習得
2010年 同社 先進技術研究所 無線基地局用電源の研究に従事
(グリーン基地局など)
現在にいたる 専門は、リチウムイオン電池の安全研究、
スイッチング電源回路技術(ワイヤレス送電含む)など