国内外の公共ビッグデータ最前線
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_13153.html
[講 師]
武雄市つながる部 企画課 企画係長
フェイスブック・シティ課 フェイスブック係長 小松 政 氏
イーコーポレーションドットジェーピー株式会社
代表取締役社長 廉 宗淳 氏
株式会社国際社会経済研究所
情報社会研究部 主幹研究員 東 富彦 氏
[日 時]
2013年5月17日(金) 午後1時~5時
[会 場]
TKP新橋ビジネスセンター
東京都港区新橋1-1-1 日比谷ビルディング
[重点講義内容]
<1>オープンシティ武雄を目指して
小松 政 氏【13:00~14:15】
市ホームページのfacebook化や自治体初の通販サイト
「FB良品」の展開。本年4月には、市図書館の運営を
TSUTAYAに委託。これまで様々な施策に取り組んできた
佐賀県武雄市の次なる一手はオープンデータの活用である。
武雄市がなぜオープンデータ活用に取り組むのか、
これまでトップや現場がどのような検討・判断をしてきたのか、
そして関係者と組みながら、今後どのような街を目指していくのか。
現場の最前線の模様を紹介する。
1.なぜ武雄市はオープンシティを目指すのか
2.これまでの武雄市の「見える化」の取組み
3.庁内での検討経過
4.今後の取組み
5.ビッグデータ・オープンデータ活用推進協議会との連携
6.質疑応答/名刺交換
<2>韓国ビックデータ・オープンデータ戦略の現状
廉 宗淳 氏【14:25~15:40】
韓国は、ここ10年間、国家情報化戦略に基づき、着々とあらゆる
分野においての情報化を推進してまいりました。その結果、国連の
電子政府ランキングに1位に選定されるなど、大きいな成果を
出しており、国家競争力のアップやICTによる国民の生活の
利便性も向上されてきました。韓国は世界最高レベルの
電子政府構築から作られたあらゆる分野の膨大なデータと全国民の
半分以上が使っているスマート機器から蓄積された膨大なデータが
再利用可能な良質な状態で、蓄積されています。この様な時点で
ビックデータ時代の到来に備えることはIT先進国と言われる
韓国が電子政府に続き、改めてビックデータ先進国として
生まれ変わる機会と認識しています。これらの為に韓国政府は
昨年の4月に国家主導で「ビックデータ国家戦略フォーラム」を設立、
韓国政府の国家情報化推進のシンクタンク韓国情報化振興院に
ビックデータ戦略研究センターを新設して精力的にビックデータ
利活用の基盤を整っています。あらゆる分野で、類似性が高いと
される両国であることから、韓国の事例は、他山之の石か出於藍かは
別として、互いに学べるところが多いと存じます。今回は、韓国が
ビックデータの効用性や活用方法などを検証するために実施した
いくつかの先進事例を基に、韓国ビックデータ推進現状について、
ご紹介いたします。
1.韓国の社会的な課題とビックデータ
2.公共部門のビックデータ推進の為の戦略方向
3.ビックデータが引っ張る政府革新
4.韓国政府ビックデータ利用事例
5.最後に
6.質疑応答/名刺交換
<3>ビッグデータ・オープンデータの活用事例と今後の動向
東 富彦 氏【15:45~17:00】
2012年はビッグデータ元年と言われたように、ビッグデータに
大きな関心が集まった。グーグルやフェイスブックなど膨大な数の
ユーザーを有する企業は、ユーザーのWeb上の行動履歴を絶えず
追跡し、ありとあらゆるデータを集めて解析することによって、
ターゲティング広告の精度をより高めている。一方で欧米を中心に
オープンデータへの取り組みが活発化している。オープンデータとは、
政府や公共機関が保有する大量のデータを公開することにより、
政府の透明化、公共サービス向上、さらに経済活性化を目指した
取り組みである。そこで本講座では、海外のビッグデータ・オープン
データ活用事例をもとに、今後の動向について考察する。
1.ビッグデータとは何か
2.ビッグデータ活用事例
3.オープンデータとは何か
4.オープンデータ活用事例
5.データ活用ビジネスをめぐる今後の動向
6.質疑応答/名刺交換
[PROFILE 小松 政(こまつ ただし)氏]
1976年京都府生まれ。総務省や内閣官房での勤務、
大分県庁や福岡市役所への出向を経て、
2010年4月、佐賀県武雄市役所に転職。
2011年から1年間、東日本大震災復興支援財団に出向。
[PROFILE 廉 宗淳(ヨム ジョンスン)氏]
2000年 イーコーポレーションドットジェーピー(株)設立
代表取締役社長就任
2007年 青森市 情報政策調整監[CIO補佐官]委嘱[現任]
2008年佐賀県 統括本部 情報課 情報企画監 委嘱[現任]、
早稲田大学大学院国際情報通信研究科 修了
2010年 佐賀大学大学院 博士後期課程 在学中
【政府関係】
前、総務省 オンライン利用促進WG構成員/
前、総務省 ICT政策に関するタスクフォース 電子政府推進対応
ワーキンググループ/現、総務省 電子政府専門員/
前、総務省 政府情報システム改革検討会 構成員
【受賞歴】
2010年9月4日社会情報学会から社会システム貢献賞受賞
【著書】
『電子政府のシナリオ』2003年 時事通信社
『行政改革に導く、電子政府・電子自治体への戦略』2009年時事通信社
[PROFILE 東 富彦(あずま とみひこ)氏]
NEC入社後、ソフトウェアエンジニアとして企業向けシステム
開発に従事。その後、社会貢献室にてNECグループの
社会貢献活動を統括。2010年から国際社会経済研究所にて、
ソーシャルメディア、社会的企業、ビッグデータ、
オープンデータなどに関する調査研究に従事。
2012年、日本におけるオープンデータ推進のために設立された
Open Knowledge Foundation Japan