エスタブリッシュ&ジェネリック医薬品をめぐる動向と今後 | 新社会システム総合研究所 公式ブログ

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エスタブリッシュ&ジェネリック医薬品をめぐる動向と今後

http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_12321.html

[講 師]

国際医療福祉大学大学院 教授

 国際医療福祉総合研究所長 

  医療福祉経営審査機構 CEO 武藤 正樹 氏

ファイザー株式会社 取締役 執行役員

 エスタブリッシュ医薬品事業部門長 松森 浩士 氏

第一三共エスファ株式会社 代表取締役社長 義若 博人 氏

株式会社アズクルー 月刊ジェネリック 編集長 賀勢 順司 氏

[日 時]

2012年9月28日(金) 午後1時~5時

[会 場]

SSK セミナールーム 

東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F

[重点講義内容]

<1>医療現場から見たエスタブリッシュ医薬品への期待と今後

武藤 正樹 氏【13:0013:55

エスタブリッシュ医薬品とは「診療ガイドラインに収載されている

薬剤で、かつ費用対効果に優れた薬剤」のことである。

エスタブリッシュ医薬品の多くは、薬剤有効成分の特許期間が

満了していて、特許期間中の新薬に比べて安価である。

しかも長年にわたる臨床使用の中で、すでにその評価が確立していて、

診療ガイドラインにも収載されていることが多い薬剤である。

本講ではエスタブリッシュ医薬品の具体事例をあげながら、

エスタブリッシュ医薬品への期待と今後を探ることにする。

1.エスタブリッシュ医薬品

2.診療ガイドライン

3.費用対効果

<2>

ファイザーのエスタブリッシュ医薬品事業について

松森 浩士 氏【14:0014:55

新薬メーカーが自社の特許切れ製品ビジネスを、今後どのように

展開するかは重要な課題であるが、ファイザーは、自社の長期収載品と

後発医薬品を併せて「エスタブリッシュ医薬品」と位置づけて、

安価で実績のある標準的な治療の推進に取り組んでいる。

その成果と今後の展望を紹介する。

1.エスタブリッシュ医薬品という新しい考え方

2.ハイブリッド・セリングモデルと成果

3.エスタブリッシュ医薬品の貢献

4.長期収載品と後発医薬品の役割とあり方

<3>第一三共グループにおける日本市場のジェネリック事業展開

義若 博人 氏【15:0516:00

医療費の効率的な支出に対する有効な処方箋の一つとして、

ジェネリックの使用促進が進められ、徐々にジェネリック使用が

拡大しつつある。同時に、将来に向けての一層の効率化のため、

長期収載品とジェネリックのあり方や薬価制度について議論が

行われている。

第一三共グループにおいては、これまで新薬を中心に市場のニーズに

対応してきたが、ジェネリックを含めた市場環境の大きな変化の

兆しを見据えて、第一三共エスファを設立、ジェネリック市場に参入し、

2年余の事業展開を行っている。

今回は、ジェネリック事業に取り組んだこの2年間で学び、

発見したことを振り返り、現在、われわれが取り組んでいる戦略を

紹介する。その上で、今後の市場環境の変化の中で、ジェネリックの

選択がいかに行われていくか、第一三共グループの総合力発揮で、

多様な市場ニーズに対応し、第一三共エスファが果たすべき役割や

貢献は何か、について考察したい。

<4>医薬品市場の動きとこれからのジェネリック医薬品を展望する

賀勢 順司 氏【16:0517:00

ジェネリック医薬品の話題の多くは、薬価・納入価の「安さ」と

先発品との「同等性」に集中する。しかし最も注目すべき点は、

このカテゴリーの医療用医薬品が需要市場と供給市場の意識を

変えつつある事だ。簡単に言えば、「医療用医薬品のユーザーは

患者以外にいない」と事実を医師にも薬剤師にも、製薬メーカーにも

卸にも改めて明らかにした。処方・調剤という「権利」によって、

医療機関や調剤薬局がユーザーであり医療用医薬品に患者ニーズは

存在しないという誤解が長く続いてきた。ジェネリック医薬品を

患者が選べるという新しい状況は、この認識を根底から揺るがすものだ。

医療機関や調剤薬局がユーザーではなく最末端のサプライヤーだとすれば、

その上にあるジェネリック医薬品供給市場の知識を少しは持つ必要がある。

今、原薬輸入、共同開発、製造委受託など、実際のジェネリックメーカーの

現状を知る医師・薬剤師は少ない。製薬企業のMRが伝えない供給現状、

商品としてのジェネリック医薬品を解説する。

1.ジェネリック医薬品が医療用医薬品を変える

2.徐々に小さくなった同等性論議

3.ジェネリック医薬品の原薬

4.ジェネリックメーカーとはどの様な企業なのか

5.参入した新薬系・外資系ジェネリック事業

6.共同開発と製造委受託

7.全ての製薬企業が新たな収益体制を模索する

8.バイオシミラーは需要拡大するか

[PROFILE 武藤 正樹(むとう まさき)氏]

1974年 新潟大学医学部卒業

1978年 新潟大学大学院医科研究科修了後、国立横浜病院にて

外科医師として勤務。同病院在籍中1986年~1988年まで

ニューヨーク州立大学家庭医療学科に 留学

1988年 厚生省関東信越地方医務局指導課長

1990年 国立療養所村松病院副院長

1994年 国立医療・病院管理研究所医療政策研究部長

1995年 国立長野病院副院長

2006年より国際医療福祉大学三田病院副院長・国際医療福祉総合研究所長

・同大学大学院教授、2007年より(株)医療福祉経営審査機構CEO(現職)

【所属学会】

医療マネジメント学会理事、日本ジェネリック医薬品学会理事長、

日本疾病管理研究会会長、医療の質に基づく支払い(P4P)研究会代表幹事、

日本外科会会員

[PROFILE 松森 浩士(まつもり ひろし)氏]

1982年 台糖ファイザー株式会社(当時)入社 研究開発本部臨床開発部

1989年 同 医薬事業本部 医薬マーケティング部

1993年 ファイザー製薬株式会社(1989年社名変更) 

      医薬事業本部 プロダクトマネージャー

研究開発本部臨床開発統括部 臨床開発部長(感染症系薬担当)、

抗真菌剤グループ・グループプロダクトマネージャー、

抗生剤グループ・グループプロダクトマネージャー、

開発薬事統括部 統括部長参事、

ファイザー株式会社(2003年社名変更)開発薬事統括部 統括部長参事、

執行役員 経営企画統括部長などを経て、2009年より現職。

財団法人ファイザーヘルスリサーチ振興財団 評議員、

一般財団法人医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団 

薬事エキスパート研修開発関係アドバイザリー・グループ委員、

財団法人日本化学療法学会 評議員、

公益財団法人 日本感染症医薬品協会 理事、

財団法人日本薬剤師研修センター 専門委員(研修認定制度委員)など

多くの役職及び公職を歴任。

[PROFILE 義若 博人(よしわか ひろと)氏]

1978年 三共株式会社入社

2007年 第一三共株式会社 千葉支店長

2009年 第一三共株式会社 学術政策部長

2010年 第一三共エスファ株式会社 取締役営業本部長

2012年 第一三共エスファ株式会社 代表取締役社長 現在に至る

[PROFILE 賀勢 順司(かせい じゅんじ)氏]

1983年 佛教大学大学院(原始仏教専攻)中退

1984年 化学経済専門誌記者

2002年 アズクルー社設立、化学・医療関連誌の特集記事等を執筆

2003年 月刊ジェネリック創刊