【急速に変わる業界構造】
モバイルブロードバンドの進展とオフロードの今後
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_12298.html
[講 師]
(株)情報通信総合研究所 グローバル研究グループ
主任研究員 岸田 重行 氏
エリクソン・ジャパン(株)
チーフ・テクノロジー・オフィサー 藤岡 雅宣 氏
シスコシステムズ AP CTO
オフィスJPN シニアマネージャ 人見 高史 氏
[日 時]
2012年8月31日(金) 午後1時~4時20分
[会 場]
クラブハウス会議室:赤坂
東京都港区赤坂2-5-1 東邦ビルディング
[重点講義内容]
<1>Wi-FiオフロードとHetNetで変わる通信事業
岸田 重行 氏【13:00~14:00】
スマートフォン、タブレットの普及により、移動通信網への
負荷は増す一方である。通信事業者は、トラフィックの
オフロード施策としてWi-Fiの積極的な活用に乗り出している。
また、急速に普及拡大するLINEに代表される通信系アプリが、
従来の通信業界の枠組みに様々な形で影響を与える可能性がある。
本講演では、Wi-Fiへのデータ・オフロードがもたらす影響
について、主にサービスや事業構造等の面から考察する。
1.スマホと設備逼迫
2.Wi-Fiオフロードはロードバランシング
3.Wi-Fiシフトは本当に起こるのか?
4.Wi-Fiの影響はこんなところにも
5.世界が向かう「スモールセル」「HetNet」
6.通信系アプリが業界構造に変革をもたらす可能性
7.質疑応答/名刺交換
<2>マートフォントラフィック対策と無線ネットワーク進化
藤岡 雅宣 氏【14:10~15:10】
急増するスマートフォントラフィックの世界的トレンド
について説明した後、制御信号トラフィックの増加によって
ネットワークに生じている問題と解決策について述べる。
続いて、3GPPリリース12として検討の始まった新たな
無線ネットワークの方向性、特に3GHz以上の帯域を利用する
場合のネットワークアーキテクチャについて、今後の方向性を
展望する。また、エリクソンとしてのHeterogeneous Network
への取組み、小セル向け基地局などのソリューションを含めて
説明する。その中で、オフロードを含めたWiFiの位置づけに
ついて明確にすると同時に、携帯電話事業者がWiFiを
無線ネットワークの一部として取込むソリューションについて
言及する。
1.モバイルブロードバンドの世界動向
2.スマートフォントラフィックのトレンド
3.制御信号トラフィック問題と解決策
4.新たな無線ネットワークの展開
5.Heterogeneous Networkへの取組み
6.無線ネットワークの中でのWiFiの位置づけ
7.質疑応答/名刺交換
<3>HS2.0/NGHの動向とSmall Cellの今後の展望
人見 高史 氏【15:20~16:20】
スマートフォンの普及に伴い、そのデータトラヒックが
携帯通信網を圧迫しているため、一部のトラフィックを
無線LAN等にオフロードするサービスに注目が集まっている。
しかしこの事象をインターネットトラヒックの観点で捉えると、
今後の携帯通信ビジネスの方向性が見えてくる。
本講演では、Hotspot2.0/NGH の導入に伴い今後活性化が
予想される無線LANを巡るビジネスの方向性と、3GPP Release 10
以降のLTE時代のオフロード手法、及びSmall CellとFMC
(Fixed Mobile Convergence)の今後の展望について述べ、
それに向けたシスコシステムズの戦略について解説する。
1.WiFi Offload:マーケット動向
2.WFA Hotspot2.0 Passpoint
3.WBA WRIX
4.GSMA-WBA WiFi Roaming Taskforce
5.3GPP SaMOG:シスコのアプローチ
6.今後の展望:Small CellとFMC
7.質疑応答/名刺交換
[PROFILE 岸田 重行(きしだ しげゆき)氏]
1990年 日本電信電話(株)入社。1997年より現職。
海外・国内の携帯電話業界に関して、サービス動向から
企業戦略まで調査研究。
「「LINE」で変わる通信業界」(日経BP ITpro 2012年7月4日)、
「スマホ普及、回線パンク懸念」(日刊工業新聞 2012年3月30日)、
「高まる無線LAN(Wi-Fi)の位置付け」
(情報通信アウトルック2012)、
「4Gへ動き出す移動通信 固定・移動融合の構造改革を」
(月刊テレコミュニケーション 2012年6月号)他
[PROFILE 藤岡 雅宣(ふじおか まさのぶ)氏]
1978年 大阪大学工学部電子工学修士課修了
同年 KDDに入社し、研究所において、ISDN、
インテリジェント・ネットワーク、プロトコル等の研究を担当。
1988年からは、主任研究員としてネットワーク関連の
研究・開発のリーダー、実験システムの開発等を担当。
1993年からは、KDD交換部担当部長として、新規サービス用
システムの開発、国際電話用インテリジェント・ネットワークの
開発を担当
1998年に日本エリクソン社に入社。
IMT2000プロダクト・マネージメント部長、
マーケットサポート・先端技術部長を歴任、その後事業開発本部長
として新規事業の開拓、新技術分野に関わる研究開発を総括。
2005年2月より現職。
1985年 電子通信学会学術奨励賞、1991年 TTC表彰、
1996年 新ITU協会賞、1997年 大阪大学工学博士。
[PROFILE 人見 高史(ひとみ たかし)氏]
1999年 シスコシステムズに入社。
2004年より次世代モバイルパケットコアの検討に携わり、
EPC(SAE)の策定において3GPP、IETFでの標準化作業に従事。
WFA HS2.0programやWiFiを中心としたMobile Data Offloadの
strategy立案、及び今後のMobile ArchitectureのResearchを担当。