やり方を知ったら、実は得意なことだった。』
近頃、このエピソードを語る機会が
非常に多いので
こちらでもシェアしてみようと思います。
「これは自分には不可能だ!」
と思っていることがひとつでもあれば
可能にする鍵になるかも知れません。
私は、小学5年生の1学期まで
「足が遅い人」でした。
徒競走では、いつもビリ。
恥ずかしくて、悔しくて
でも、どうにもならなくて
体育が大キライでした。
そんな小学生だったある日
担任の先生が出張か何かで不在のため
体育の授業を、他の先生がみてくれることになりました。
その日は徒競走をすることになり
いつものように、イヤイヤ走り
いつものように、ビリでした😢
そんな私を見て
代行の先生はこう言ったのです。
「走るっていうのはね
腕を振って、ももを高く上げるんだ。
お前は手をブラブラさせて
足も上がってないから
走る格好じゃないんだよ」
そうか。
走る格好じゃなかったのか。
初めて「走り方」を聴いた私は
次は腕を振って、ももをあげてみよう!
そう決意しました。
ほどなくして、そのチャンスが訪れ
半信半疑で、先生の言った通りに
ダメ元で、素直にやってみました🏃♀️
するとどうでしょう?
なんと!
ビリから一気に、2位に大躍進🥈
周りの友だちも
誰より私本人が
それはもうビックリしました‼️
ここまでくればと
「走り方」を学んだ私は
ますます手を振り、ももを上げ
小学6年生になる頃には
仙台市の小学校体育大会の
400mリレーのアンカーを努めるまでの
成長を遂げたのです🥇
私はみんなから
「足が速い人」と呼ばれるようになっていました。
あの日、あの先生が
私の走り方を見てくれなければ
私に走り方を教えてくれなければ
ずっと「足が遅い人」のままだったでしょう。
「足が遅い人」と決めつけずに
そもそも、走る格好じゃないんだよと
可能性の扉を開ける
チャンスを与えてくれたことで
私に「私はやればできる」という
自信が生まれました✨
私だけでなく
誰しも経験があるはずです。
初めて泳げるようになった時。
逆上がりができるようになった時。
補助付き自転車の、補助を外して
2輪車に乗れるようになった時。
「こんなことできるはずがない!」
そう思って疑わなかったことが
実現できた、ヤッター体験🙌
大人になると忘れてしまう
「可能性の無限」
やり方を教わってやった結果
得意にまではならなかったとしても
それはそれでいいのです。
そういうことは
人の力を借りて、やっていけばいい。
ただ、やり方も知らずに
「できない」認定は早すぎるということ。
「できないけど気になる」
そんな思いがあることは
大逆転する可能性があるということを
体験者として伝えていきたい。
そんな風に思っています。
「話し方」や「コミュニケーション」の
お困り事やお悩みを伺って
伴走者になって応援しています!
悩みがスッキリ改善して
自分の言葉でのびのびと
そんなコミュニケーションが築けますように
最後までお読みいただき
ありがとうございました🍀
スクール&セラピーYpower 代表
心理コミュニケーショントレーナー
本田由香