先日、クライアントさんとの面談中。
「折れた心は、そう簡単には戻らない」
と、クライアントさんが言ったことから、思いがけず「竹の生態」を語る回となりました。
私が、自宅サロンの名前を
「セラピーハウスBamboo」にした理由。
Bambooとは「竹」
開店祝いなどで、縁起の良い観葉植物として贈られる「ミリオンバンブー」などがよく知られていますね。
竹は、地上に芽を出すまで、5年の月日がかかるそうです。
その長い月日をかけて、竹は「地下茎」を、横に横に伸ばしています。
地下茎は、1年で5~8メートルも伸びるというのですから、まるで地下を這う忍者のようです!
そして5年の歳月を経て、ようやく地上に芽を出します🌱🌱🌱
ひとたび芽を出すと、竹はすさまじい勢いで、伸びて伸びて伸びまくる!
1日に1メートル伸びたという記録が残っているそうで、これぞまさに「破竹の勢い」ですね。
節々に「成長点」があり、活発に細胞分裂を繰り返して、見事な竹林となる訳です。
どんなに強い風が吹こうとも、風を受け、防波堤となる竹林。
真っ直ぐで、しなやかで、決して折れない。
そんな存在でありたい。
美談になりそうな所で、クライアントさんがいいツッコミを入れてくれました。
「でも、折れたらそれまでですよね」
私はトイレに駆け込んで、この子を連れてきて「これを見よ!」
この子は元々
ところが、根元から枯れてきたのでカットして、まだ青々している部分を「枯れるまでの間」
のつもりで、生けていたのです。
するとどうでしょう。
枯れるどころか、ますます青々してきて、その上根元を見ると、もひゃもひゃと新しい根が出てきているではありませんか!
折れても尚、生まれ変わる✨
新しい自分を生きている!
頑なだったクライアントさんの
「折れた心は、そう簡単には戻らない」論は
「そうとは限らない」可能性に変化したようです。
話は戻って。
そんな訳で「Bamboo」にしたんですよ。「サロン竹」じゃあ、無骨過ぎるからね💦
と言うと
「柳」でもいいんじゃないですか?
って、オイオイ。「サロン柳」はないでしょ~💦
と言いながら、私はクライアントさんの中に、明るい光を見て、鼻の奥がツーンとしていました。
Bambooにしてよかった✨