先日、徳島県内の保育施設で1歳男児が積み木をのどに詰めて窒息したという痛ましい事故がありました。最近ニュースになったのでご存じの方も多い方思います。このブログでも何度か書いていると思いますが、乳幼児は文字通り手あたり次第、口に入れますので、窒息のリスクのあるものを決して手の届くところにはおかないというのが大原則です。このニュースではつかまり立ちをすれば届く位置に積み木を置いていたということですから、保育所の過失責任は避けられないでしょう。

どんなものが窒息の原因になるかと言いますと、乳幼児の口に入るものは全て原因になりえます。小さめの積み木、ビー玉、おはじき、硬貨、ナッツなどですね。基本的にトイレットペーパーの芯の中を通るものは窒息の原因になると考えて、乳幼児の手の届く範囲にはおかないことです。あとタバコや、薬、洗剤、化粧用品などの誤飲もよくありますから、そういったものも勿論、乳幼児の手に届くところに置かないことが大事です。

【速報】1歳男児が積み木を『のどに詰まらせ窒息』一時心肺停止の状態…低酸素脳症になり今も意思疎通できず 保育施設の園長ら8人書類送検 徳島県 | MBSニュース