先日に続いて読売新聞の相談欄から
『担任の一言がきっかけでいじめに』
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/qanda/consul/20060203wn02.htm
この内容を見ると回答の中にもあるように
原因は保護者と教師の連携にあるように思う。
教師と親の連携というのは口で言うのは簡単だが
実は非常に難しい状況にあるのが昨今の学校の現実だと思う。
以前どこかでも書いたが教師になれる基準が以前と比べて
容易になっているせいか、教師を尊敬したくでもできない保護者が多い。
確かに大学を出てすぐの教師や日々を漫然とこなしているだけの
教師を尊敬しろと言われてもこちらも難しい。
実際保護者の方が学校に来られて話をされるときは
保護者参観等をぬきにするとほとんどが生徒に問題があったときであると思う。
そのようなときに保護者の方は冷静でいられるわけではないし
そのような状態の人に話された教師のほうも冷静ではいられないように思われる。
もう1つ。
保護者と教師の連携を考えるときは
常に二つのことを考えなければいけないと思う。
1つは保護者が教育(教科教育ではなく人格面の形成等)に熱心であること。
もう1つは教師が一人で抱え込まず学年全体、学校全体で問題に取り組むような
チームを編成して解決に臨むこと。
前者については保護者ともっと密に連絡をとれるような姿勢を作ることだと思う。
保護者の方が学校を訪問される機会というのはどうしても限られている。
仕事や家の事情があるからその部分は仕方のない部分である。
しかし、保護者の方が認識しなければいけないのは
子供達は家にいるときと学校にいるときでは態度が180度近く変わる子もいるということ。
学校でおとなしいけれども家に帰ると良くしゃべる。
または学校にいると荒れているけれども家ではおとなしくしている。
どちらも容易に想像ができる範囲ではあるが意外と見落としているのではないか。
保護者は子供達が学校でどのような態度をとっているかを知らないし
教師は子供達が家でどのような行動をとっているかを知らない。
その二つを補うためにも教師、保護者間の連絡は欠かせない。
ひとつの手段としてE-mailを使う手がある。
個人情報の保護等にも関わるので簡単に導入などとはいかないのだろうが、
例えば教師と保護者用のメーリングリストを作成して
子供をあえてはずして保護者と教師がダイレクトに話せるような環境を作る。
普段保護者が学校の子供達の状況を知るには学年通信などを通じて行われているが、
これだと教師ー子供ー保護者と子供が間に入るので本当に問題のあることは
話せないこともあるのではないか。
また、E-mailを使うことで時間的な制約から開放されるので保護者も時間を気にせず、
教師も時間を気にせずメールのやりとりができる。
学校でサーバを立てて管理すれば情報の保護という点でも問題はなくなるのではないかと思う。
後者について
後者についてはクラスの問題を担任一人の問題と抱え込まないことにつきる。
担任一人で30人、40人の生徒全員の状況をくまなくつかむのは不可能である。
学年主任は他のクラスの先生、ひいては保健の先生、校長、教頭をも含めて
全員で対処していかねばいくべきである。
そのような場合間違っても責任の所在なんて考えてはいけない。
責任を追求することが大事なのではなく問題が解決されることが大事なのだから
保護者も教師もその部分を忘れてはいけない。
と自分なりにどう対処するかを考えてみた。
本当に教師になったときどうしますかね。みなさんなら。