広島大学の柳瀬先生の英語教育の哲学的研究 が
「教育は愛である」というお題で執筆された文章がある。
教育者として非常に素晴らしいお言葉であると思う。
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つまり愛とは、相手と自分をあるがままに見つめ、その気づきから、瞬間ごと、状況ごとに適切な行動を取るという、全ての行動の始まりなのである。そうであれば、よりよい教育実践を考えること(これを「教育研究」と呼んでどこが悪いのだろう)も、愛から始まることがわかる。
(柳瀬陽介 2006年1月19日 http://ha2.seikyou.ne.jp/home/yanase/essay.html
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大学院まで来て、英語教育を勉強していると
どうしても各指導法の効果の是非などの議論に走ってしまいがちだが
教育者として一番大事なのは目の前の学習者を真に見つめること。
学習者が何を求めていて何を望んでいるのか、
そして教師は学習者にどのような力をつけさせたいのか、
どのような人物になってほしいのかということを
真剣に考えなければならない。
おそらく教育者のなかでも研究を主とする人たちは
新しい方法や自分の理論を生徒で試そうとする人たちがいるだろう。
確かに教育研究が進むためには日々の学習者の観察や
方法の試行などは欠かせないように思える。
ただし、毎日がそればかりではいけない。
日本の状況では、小学校、中学校の義務教育の間には、
生徒は一日の大半の時間をクラスメートや教師と過ごすことになる。
その中で教師が生徒に与える影響というのはどう考えても
少ないとはいえないだろう。
愛を持って教育に取り組む。
教育の原点だけにもういちど振り返り
明日から日々精進していかなければ・・・