NYの地下鉄と言えば、
ホームでサックスを吹く黒人、というイメージだった私。
空港到着した初日から手違いでシャトルバスに乗れず、いきなり有り得ないほど運転の荒い地元バスとレールトレイン(地上の方ね)を乗り継ぎ、NY名物イエローキャブに乗り・・・
往来の人に道を訪ねながら、やっとこさたどり着いたマンハッタン。
その地下を網羅するように走る地下鉄は、最初さえ戸惑うけどコツをつかめば本当に便利♪♪
しかもその地下鉄の中がまた面白い☆NYの地下鉄の中は何でもありだよ、って聞いてはいたけど・・・
初めて遭遇したのは、アコーディオンを持って乗ってきたオジサン☆
わりと控えめに時々、ふァ~♪と気の抜けた音を出す程度でちょっと期待はずれ。
しか~し!!
そこから先はすごかった!!
ジャンベ3つくらい叩き鳴らす黒人、ラッパー、登場からラジカセ大音量の若者・・・
乗っている人たちの反応もそれぞれで、ほとんど動じない女の子、素直にノリノリのおばちゃん(と私達)、手拍子しちゃうおっちゃん などなど。
この街の人々はみんな、良い意味で人の目を気せず 思うまま自分を出している。
日本じゃ考えられないくらいガタガタ揺れて騒音も酷く、ドアの開け閉めも容赦無ければ行き先も表示されないっていうサービスの悪さだけど、
締まりかけのドアに挟まりそうな人がいれば周りの男衆が全力でこじ開けるし、
地下鉄マップを見て悩んでる私達観光客には「どこに行きたいの?」と笑顔で聞いてくれるし、たまに教えてくれた道が間違ってたりもするけどw、助け合いの精神はすごく伝わった☆
何はともあれ私が地下鉄で一番驚いたのは、ガタガタ揺れる電車の中でひたすらルーティーンを回すB-BOYの2人組・・・推定13才。
ハンドクラップと鼻歌だけでヘッドスピンはもちろん、ワンハンド、Aトラ、フリーズだよ!!あの狭さで、立ってるのもままならない程の揺れの中で・・・
本場BROWNXステップ、おそるべしでした・・・(゜д゜;)))