カラハユット?どこ、それ?
と思われる方も
パムッカレと言えば
ピンと来るかも知れません。
白い石灰棚で有名な観光地です。
カラハユットは
パムッカレの少し先にある温泉地。
というわけで、
パムッカレに行くときと同じく、
まずはデニズリに向かわなくては
なりません。
セルチュク~デニズリ間の
バスチケットは、
イスタンブールで購入済み。
16:30の出発の15分前には
オトガル(バスターミナル)に
戻りました。
4時間前に、エフェス遺跡行きの
ミニバスに乗った場所ですが、
あいかわらず大きなバスは
見当たりません。
ずっと、こんな感じ。
デニズリ行きのバスは
観光バスサイズのはずだが…
気になったので、
バス会社のオフィスに
聞きに行くことにしました。
カウンターにいるトルコおじさんに…
「 このチケットなんですが…
バスはここで待っていれば
いいんですよね。」
「 あぁ、ここであってるよ。
だけど、
”Small Problem”
があるんだ。」
スモール・プロブレム…
小さな問題…
そして、なぜその部分だけ
突如、英語に…?
「 そのバスは
来ないことになったんだ。」
「ぱ、ぱーどん?」
えっ!来ないってどういうこと。
全然スモールじゃない!
ビッグプロブレムだよ!
心の中で叫ぶ、ひつじ一行
「だ、け、ど
“No, Problem”」
ノー・プロブレム…
問題なし…
でも、その部分だけ
なぜまた、英語に…?
とまどう、ひつじ一行をよそに
トルコおじさんは、すぐ隣にある
別のバス会社のカウンターに向かい、
担当のお兄さんにお金を出しながら、
「うちのバス、今日来れないから
この人達用にバスの
チケットを発券してあげて」
と、お願いするのでした。
なるほど、代わりのバスを
手配してくれたわけね。
ほっとひと安心。
しか~し、
渡された新しいチケットを
確認してみると
出発時間は、なんと
19:30 !
それより早い時間帯の
バスはそもそも無いとのこと。
セルチュクからデニズリまでは
約3時間、
デニズリからカラハユットまでは
さらに40分はかかります。
19:30にセルチュクを出たら
カラハユット着は23:00過ぎ。
カラハユットに予約してある
ホテルに20時台に着ける
ように16:30のバスにしたのに
これでは遅れてしまいます。
やっぱり、
ビッグ・プロブレムだよ!
どうしたものか…と考えていたら、
Evernoteに今朝、イズミル空港から
乗ってきた電車の時刻表を入れていた
のを思い出しました。
それによると、
17:05にデニズリ行きの電車が
あるではないですか!
よし、予定変更。
電車でデニズリに向かおう!
チケットを発券してくれた
お兄さんに泣きついて
(涙は流していない)
バスチケットをキャンセルして
もらいました。
(本当は、ダメなんだけど…
といいながらキャンセルしてくれました)
バス代も返却してもらい、
オトガルからセルチュク駅へ。
オトガルからは駅までは
徒歩でも10分ほどなので、
16:45には駅に到着できました。
無事に切符も購入できて、
やっと一安心。
参考にした時刻表も
実は変更になっていて
少し早めに電車はやって来ました。
朝乗ってきたのと同じ
TCDD。
また、君に会えるとは…
思っていなかったよ