エフェス遺跡へ⑥-アルテミス神殿跡 | イスタンブールひつじ日記(旧ウランバートルひつじ日記)

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モンゴル国ウランバートルでのちょっとサバイバルな生活を綴った、「ウランバートルひつじ日記」の後継ブログです。モンゴルからトルコへ、そして今はドイツの小さな町を拠点に生活しています。3年半いた、イスタンブールの日常風景をのんびりお届けします。

エフェス遺跡を堪能し、

元来た道を戻ります。

 

 

そのまま別のゲートで

出てしまうことも可能ですが

セルチュクまで帰るバスが

出ているのは

入ってきたの同じゲート。

 

 

そのため、

遺跡内をUターンする

かたちになります。

 

 

入った時には

気が付かなかったのですが、

ゲート近くにはトイレがあり

 

 

 

ネコちゃんたちのたまり場に

なってました。

 

 

 

ゲートを出た後は

来た時にミニバスを降りた場所へ。

 

 

 

英語を少し話せるトルコおじさんが

スタンバイしていて

セルチュクに戻るミニバスに

乗客をてきぱき乗せてくれました。

 

 

おじさんは

ミニバスのドライバーに

 

 

ルイージ 「一人はアルテミス神殿跡で

    降りるから」

 

 

と申し送り。

 

 

ミニバスは

数人の立ち客もいるほど

満員御礼でエフェス遺跡を

出発しました。

 

 

帰りもおおよそ5分の旅。

 

 

しかし、

セルチュクの町に入る直前、

バスは大通りの路肩に止まり、

 

 

ドライバーが乗客に声を

かけました。

 

 

マリオ 「アルテミス~アルテミス~」

 

 

 

乗客一同 「・・・」

 

 

 

マリオ 「アルテミス!アルテミス!」

 

 

 

降りるっておじさんに申告した人、

いきなりの心変わり じー・・・。

 

 

黒ひつじが目で合図したので

しらばっくれている誰かさんの代わりに

アルテミス神殿跡で降りることに

しました。

 

 

 

黒ひつじ

どうせ、行こうと思ってたから…

by 黒ひつじ

 

 

道の反対側に渡ると

アルテミス神殿跡に続く入り口が

ありました。

 

 

 

アルテミス神殿 は、紀元前7世紀から紀元3世紀にかけてエフェソスに存在した、アルテミスを奉った総大理石の神殿である。 世界の七不思議のひとつに挙げられているが、現在は原形をとどめていない。- Wikipedia

 

 

あまり期待せずに向かったここが

意外に良かったのです!

 

 

 

確かに、一本の柱が残っているだけ。

 

 

でも予想以上にその柱がりっぱで

昔の栄華がしのばれました。

 

 

こちらは無料なのですが

訪れる人は数少なく

 

 

この日は、我々以外には

 

・ 2組のアジア系のカップル

・ マットを敷いて瞑想している女性グループ

・ あひるの集団

 

ぐらいでした。

 

 

おっと、忘れてた

そして

ガイドブック販売おじさんたち

 

 

こんな不人気スポットに

やってくる人たちを

ひなが一日待ちながら

 

 

エフェスのガイドブックや

ポストカードの営業を

多言語でされていました。

 

 

でも、あまりしつこくないのが

ご愛敬。

 

 

緑が多いせいなのか

意外にのんびりできて、

予想以上に

長居をしてしまいました。

 

 

一本だけ残った柱の上には

コウノトリが巣をつくっていました。