『メタルヘッド』(2011年 アメリカ)
ナタリー・ポートマンが出演してたのでジャケ借り。
「ブラックスワン」観てから好きになった女優。
メタルヘッド?なんだろ?? 2011年?知らんかったー
少年とナタリーとパンク(メタル)な人が展開する物語みたい。
あらすじを斜め読みしたらこんな感じ。
SFじゃない。ヒューマンドラマです。
みどころはヘッシャー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の滅茶苦茶ぷり。
わらいどころでもある。
彼を媒介にした家族の絆や少年の成長もテーマ。
ナタリーは地味だけど美人は隠せません。
劇中曲はヘヴィメタバンド「メタリカ」の楽曲。
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不運な交通事故で母を亡くした少年、TJ(デヴィン・ブロシュー)。
父親(レイン・ウィルソン)も生気を失い(ヒゲもっさり)、働いてる様子もなし。
母の死後2ヶ月が過ぎ、事故を起こした母の赤い車が業者に引き取られる。
TJは車を取り戻そうとするも、取り付く島もない。
学校ではその自動車販売店の息子ダニエルに苛められる日々。
チャリで通学中にこけたことを、きっかけに空き家の窓ガラスを投石で破壊
おもむろに部屋から現れた上半身裸の男、
容貌はロン毛&ヒゲ。その身体(細マッチョ)には、
ドクロやピストル自殺、中指を立てた手の入れ墨が!!
街で見かけても決してお近づきにはなりたくないタイプ。
ヘッシャーだ。(原題は「HESHER」 そのひとです)
とにかく破天荒で、
巡回中の警官にダイナマイト投げ込み逃走、
TJの学校まで侵入したと思ったら、いつの間にかあがりこんで居候してる。
父親も普通追い出すだろって思うけど、父親も心折れちゃってるから仕方ない…か。
翌日も少年は例のクラスメートにからまれオープンカーで追い回される
(車にはsuck my cock!の文字が~TJのいたずら書きにダニエルに切れた)
スーパーの駐車場に追い込まれボコサレそうになるところを
ニコール(ナタリー・ポートマン)に助けられる。
これが二人の出会いだった。
スーパーのレジ打ちで生計を立てる彼女は、
地味な眼鏡かけて真面目そう。不器用そう。
それゆえ不幸をかわすのも上手でない
彼を助けたのも、「自分があとで悩みたくないから」
でもTJが恋心を抱くには充分なほど魅力的だったようだ。(そこは同意!)
同居を始めたヘッシャーがとにかくめちゃくちゃな男で
TJの仇討ちにダニエルの車にガソリンばらまいた上で着火!
仕返しってか自分が愉しむのが目的のようだ。
TJを置き去りにした挙げ句、「(バンに)乗れよ」と言いながらも
拒否するTJを(バンで)撥ね飛ばすなどクレイジー!笑ってるし。。。
TJを追ってニコールのいるスーパーに付いてきては
「ヤりたいんだろう」と言ってTJをそそのかす。
仕事を終えた彼女を二人で追跡。
運悪く追突事故を起こした彼女に絡むおっさんを
ヘッシャーは強引な嘘と刺青で追っ払い、彼女をバンに乗せる。
売に出されている割と豪勢な家に侵入。もちろん不法。
庭のプールに家具を投げ込む、
サーフボードに放火するなどヤりたい放題。
そのうえ、またもTJとニコールを置き去りにしてふらっと消える。
ニコールが戻ると駐禁キップを切られていた。
積み重なる不運を嘆く彼女に何かできないかと考えるが。。。
TJが帰宅すると、親子で通い始めたばかりの集団セラピーを
すっぽかしたと父親がTJをしかりつける。
食卓は喧嘩となり、あとに残されたのは
ヘッシャーとおばあちゃん(パイパー・ローリー)だった。
おばあちゃんに正しい(?)大麻の使用法を伝授し、
明日散歩に付き合うと約束する。
おばあちゃんはいつもひとりで町を散歩していた。
息子も孫も付き合ってはくれなかった。
翌朝、TJは父親のキャッシュカードで現金を引き出す。
引き取られた自動車を取り返しに行くためだ。
しかし店にはすでに車は置かれていなかった。
一方。散歩の約束をしたヘッシャーは朝食のシリアルを用意。
おばあちゃんの散歩に付き合うためだ。朝食を届け部屋に向かう。
そこで目にしたのはクローゼットの前で倒れたおばあちゃんだった。
彼女はそのまま家族にも看取られず息を引き取っていた。
TJも家に戻り、突然の死に落胆する親子とヘッシャー。
ヘッシャーは「大暴れしそうだ」と家を飛び出す。
TJは引き出したお金を別のことに使おうと決意。
「ニコールの駐禁基金」。
彼女にこれを渡そうと、アパートへ向かう。
アパートへ着くと部屋の鍵が開いている。
おそるおそる上がりこんだ彼が目にしたのは
昼真から抱き合うニコールとヘッシャーの姿だった。
ショックを受けたTJはヘッシャーのバンをボコボコに!
追ってきたニコールさえをも口汚く罵り「お前らの顔なんかみたくない!」
半ば自暴自棄のTJはヘッシャーの住み着いた家で工具のニッパーを発見。
あることを思い立ち嵐の夜に家を発つ。
向かったのはダニエルの家。
復讐&なくなった母の車のありかを聞き出すためだ。
部屋に侵入し計略通りに情報を引き出した。
車はスクラップ工場。
退散しようと狂気を捨てたところ(あまい!)、ダニエルの逆襲が!
一転ピンチとなるがヘッシャーが窓ガラスを割り破って登場。
ダニエルの鼻をニッパーで切りつけ一息にだまらせる。
救われたTJだが昼間のことを許せない彼は
スクラップ工場を目指す。
積み上げられた廃車の山で、母の車を見つけた。
シートに乗り込むと眠りにつくTJ。
夢を見た。
回想シーンとなり、事故直前の家族の映像となる。
慣れないネクタイを母に結んでもらい、出かける。
これから一家に降りかかる不幸など知る由もなく、
カーラジオから流れるナンバーをみなで口ずさむ。
(その歌詞が映画のストーリーを暗示し、観ていると胸がイタイ)
母親が笑顔で歌っているところで---激しい衝突音。
夢から醒めると車がまさにスクラップにされるところ。
クレーンから振り落とされたTJはもはや見守ることしかできない。
帰路に着くTJ。意気消沈したTJは家に戻っても父親と喧嘩をする元気もない。
今日は祖母の葬儀だ。
ひとりでネクタイを結べないTJに訪問者。ニコールだ。
許してもらえるはずない、と言いながらもTJを傷つけたことを謝罪。
TJも罵声を浴びせたことを(一部)詫びる。
一応の和解を確認し去ろうとするニコール。
だが彼のネクタイが目に止まった。
優しく結びなおすニコール。
(仲直りのシーンとも見えるけど、母親と重なってしまう姿は
彼の恋の終わりを告げてもいるようだ…せつな)
祖母の葬儀。教会では彼女の友人が別れの挨拶を行う。
TJにも挨拶をするように促すが、言葉が見つからない。
そこに現れるのは、ヘッシャー(飲酒中)。
TJの補足だと言って、パンクな例え話を語りだす。
要旨は、
自ら放火した際、暴発して片タマを失くした(イタ)
はじめは怒ったが気づいたら、もう一個あるじゃないか。機能してる!
サオもあるじゃないか。機能してる!!
(父親は)妻を失った。
(TJは)母を失った。
大切なものを失ってもお前ら生きてるじゃんッてこと。
(生きている人間がやることは。。。)
ヘッシャーは約束だと言って神父さえも張り倒し
おばあちゃんの棺と共に教会を出る。
TJに、「これが最後のチャンスだ」と。
何かに気づいたTJと父親は教会から駆け出し
ヘッシャーと共に棺を押し始めた。
死びとに捧げる花を振り捨て、
TJ、父親、おばあちゃん、そしてヘッシャーの
最後の散歩、だ。
一夜明け、ヘッシャーは親子のもとを去っていた。
TJより早く目覚めた父はヒゲを剃った。昨日までとは違う。
息子に見せたいものがあると伝え二人が玄関を出る。
残されたのはスクラップとなった母の赤い車と
屋根に書かれた 「Hesher was here!!!」 のペイントだった。
そこでパンクロック→エンドロール。です。
棺桶を押しながら家族達が歩くとこが一番の見せ場。
映像に派手さはないけど、結構ぐっと来るかも。
スローかつ、彼らの表情がアップで映されるのも効果が高いみたいだ。
ヘッシャーがその容貌からキリストっぽく見えたり。
考えすぎかね???
ふたことめには「Fu●k」って言ってた彼を
いつのまにか好きになっていた。私。。。
テーマは軽いものじゃないけどヘッシャーのおかげで
気楽に観てられる面白さがある。
メタルな激しさとシャイさがいいエッセンスでした~
(o^-')b
※公式HPで知ったのですが劇中曲は
ヘヴィメタバンド「メタリカ」の提供だそうで。。。
こちらまったく疎くてわかりませんでした。
ご存知の方はきっとアツイんでしょね!
※ナタリー・ポートマンは出演だけでなく
兼プロデュースだそうです。
おわりー。