恐れは克服するものではなく、
癒やすものです。
恐れの解放は、おそらく私達の永遠のテーマでしょう。
様々な種類の恐れがありますが、
その原点は
自分自身を脅かされることへの恐れではないかと思います。
毎日報道されるコロナウィルスの感染の状況。
恐れを煽るには十分ですね。
日に日にマスク姿の人が増えます。
マスクだけでなく、トイレットペーパーまで店頭から無くなってしまいました。
トイレットペーパーはデマなのでそのうち戻ってくるでしょうけれど、マスクはどうなんでしょうね。需要と供給のバランスが崩れていて供給が追いつかないという状況はすぐには解決できないかもしれません。それが解決する頃には、コロナウィルスも下火になっているように思います。
手作りマスクのアイデアの紹介や販売が増えてきました。
これは私達の知恵ですね。
確かに布のマスクでは十分な予防にはならないのかもしれませんが、現状を乗り切る知恵を持っていることは素晴らしいですよね。
かたや、
スピリチュアルなブログの中で、「マスクをしている人には近づかない」と書いている人があると聞きました。
実際にそのブログを読んでいないのでどういう内容かはわかりませんが、「マスクをしている人は恐れがあるから」だということでした。
マスクだらけなので、マスクをしている人に近づかないという方が難しそうですが。。。
恐れのない人はいません。
大丈夫と思っていても、潜在意識の中の恐れが完全になくなっているものでもないと思います。
確かに、どこを見ているかによって、引きつける現実は違います。
それは間違いなく確かなのです。
現実化のスピードが速いので、コロナウィルスに感染したらどうしよう。。。と恐れているとその現実を引きつけてしまうでしょう。
それは、交通事故を起こすかもしれないと思いつつ車の運転をするのと同じです。
まだ起こってもいないことが起こると妄想していると、それが現実化してしまうことはよくあります。
だからといって、何の注意もしなければよいというものではありません。
マスクをすることや手洗いや消毒が心の安心をもたらすのであれば、それは実行するべきだと思います。
だからといって、マスクをしていない人を攻撃するのはやめてください。
同じ理由で、マスクをしている人を愚かだというのもやめてください。
そんなくだらないことで、人を攻撃せずに、自分の心の安寧がどうしたらもたらされるかを考えて、それを実行していれば、他に悪影響を及ぼすことも、他から影響を受けることもないのです。
どうすれば安心して暮らせるかに注目して生きていれば、自ずと心安らかな状態・・・恐れが癒やされていく状態へと移行していきます。
一人一人が心安らかになれば、世界を震撼している状況もだんだん緩んできます。
個と全体というのはそういう関係なのです。
一気にすべてを解決することはできないけれども
私達の力で問題を収束していくことはできるのです。
魔法ではなく、一人一人の努力と積み重ねです。
無理矢理、恐れを抑え込まず
あなたの心がもう少しだけ安定できる状況を作ってあげてください。
完璧を求めると=できない。ダメだ。
という答えが出てしまうので
今より少しだけ安心するにはどうすればいいかを考えてください。
「恐れ」を癒すには少しずつ。
自分を受け入れていくしかないのです。
そして
心の中で
「大丈夫。大丈夫。」と唱えてください。
何があっても大丈夫
絶対大丈夫