一昨日、自治会の日帰りバス旅行で那須方面へ行ってきました。

今回は、那須野が原を開拓した青木周蔵の旧別邸を見学してきました。

ところで、「青木周蔵って誰?」

栃木に約30年住んでいて、夫は全然知りませんでした。

私も名前だけは知っていたのですが……。

 

明治時代にドイツ公使や外務大臣、アメリカ大使を務めた青木周蔵。

なんと、夫と同じ山口県出身でした。

生まれは、小野田市出身ですが、養子先(青木家)が周防大島だったのです。

それも夫の実家の隣の集落。これには驚きました!

 

何だか親しみを持って見学してきました。

森の中にある素敵な洋館ですね。

ドイツで建築学を学んだ松ヶ崎萬長による設計だそうです。

 

 

 

外壁に鱗形のスレート

 

部屋の総数は24室で、榎本武揚の直筆の書簡や明治時代の馬車などが展示。

等身大のパネルは青木周蔵とドイツ貴族の夫人との間に生まれたハナさん。

 

今は、県が管理し、平成11年に国重要文化財に指定されました。

 

見学後、隣接している道の駅「明治の森・黒磯」へ寄りました。

乳製品や地元野菜が豊富に並べてありました。

ちなみに、私はクルミ柚餅子を買いました。美味しかった~(^^♪

 

次は千本松牧場へ

 

 

このポスト、おもしろいですねぇ(^^♪

 

昼食はジンギスカン料理。

生ビールを飲む人たちもいたけれど、私たちは牧場の牛乳。

濃くて美味しかったです。

 

昼食後は紅葉谷大吊り橋へ

 

数年前に、混雑する紅葉の頃、来たことがありますが、新緑の頃は初めて。

 

ちょっと足をのばして塩原ダムまで行ってみました。

 

 

那須岳には登っているのですが、旧青木家那須別邸見学は初めて。

那須野が原を開拓する時、青木周蔵は山口県周防大島の住人へ募集をかけたのですが、全然応募者がいなかったそうです。(邸内の書物より)

夫曰く「瀬戸内の島の人は栃木は寒くて遠い所と思っているからな」だって。ムキー

たまには登山でなく、いい勉強した小さな旅もいいですね。