先週、赤薙山を下山中に、突然起きた左膝側面の激痛の原因がわかりました。
昨日、整形外科へ再診した結果、やはり骨は大丈夫で、靭帯損傷も、半月板損傷も
起きていないそうです。
ほっとしました。
それでは、あの激痛の要因は何だったのでしょう?
先生曰く、
「よく、スポーツ選手に起きる膝痛ですね。つまりオーバーユース、使い過ぎです。
ひねりからくる炎症でしょう。
これから、まだまだ山へ登るのでしょう?
よく、ウォーミングアップしてから、歩いて下さいね。
十分に休養することも大事。特に下り坂に注意して下さい」
ぉおぉぉ~登山をしてもいいのだ~~
あのぉ、骨の加齢は?
「立派な骨です。でも、あまり無理しないように!」
やったー!
今も、歩くと膝の側面に違和感が残っていて、多少痛みもあります。
でも、筋肉が落ちるのも怖いので、少しずつ散歩を再開しました。
みな様、ご心配をおかけしました。
1週間、痛みに耐え家籠りをしていてわかりました。
「痛み」とは、すごいストレスです!
家にばかりいると、鬱にもなります!
その間、今年の春に亡くなった友人へ想いをはせました。
長い間、悪性関節リウマチを患い、それでも、明るく前向きだった彼女。
「リウマチの痛さとは、どんな風なの?」というアホな私の質問に、
「腱鞘炎になったことある? あの痛さのひどいのが、ずっと続いているの」
と、あっさり笑顔で答えてくれました。
生活の質を上げるため、副作用が心配な新薬を飲んでいました。
「先生がね、この薬を飲むと、骨がボロボロになり、60歳まで生きられないかもしれないと言うの」
「……」
それでも、新薬を飲み続け、パソコンで本の校正の仕事をしていました。
手が固まっているので、棒の先に消しゴムを細くしたもので、
キーボード操作をしていました。
痛みの中、本をたくさん読み、時には、女子会?と称して、私たちと
彼女の家で会食をしました。
イケメン俳優の話で盛り上がりましたね。
そんな彼女が一人暮らしになり、夜中に車椅子が横転して怪我をしてから、
とうとう施設に入所しました。
コロナで会えないままのお別れになりました。
でも、主治医の予想に反して、しっかりと60歳を超えていましたが。
私も、まだまだ痛みが残り続けるでしょう。
少しずつ、散歩をしながらリハビリをしていきます。
これからの人生、細く長く、歩いていきたいものですね。