いよいよ栃木県も、まん延防止等重点措置が、8月8日~31日までとられるとのこと。
他県を移動するのは控えなければいけません。
その前に、一昨日、群馬県と長野県の境にある黒斑山登山をしてきました。
黒斑山は、浅間山の第一外輪山。(標高2404m)
(コース)
車坂峠 → 表コース → トーミの頭 → 黒斑山 → トーミの頭 →中コース → 車坂峠
さて、どんな登山になるでしょう?
さぁ、車坂峠から出発!
この時点で標高1973mあるので、寒いです。(気温17°)
車坂峠から尾根沿いの表コースを登山。 カラマツの多い道で、最初は緩やかです。 でも、車坂山を下ってから、やや急な登りとなりました。 |
シェルターの脇を通るとすぐ槍ヶ鞘のピーク。
ここで初めて浅間山の姿を眺めることができました。
ガスがかかっていて、ちょっと心配~
登山中のガレ場に、こんな可愛い花たちが咲いていました。
槍ヶ鞘のピークから少し下り、岩のゴロゴロした急な登りを登ると、
外輪山の一つトーミの頭の頂上です。
頂上付近は岩山になっていて、目の前に浅間山等の素晴らしい展望が開けていました。
でも、浅間山側は切れ落ちていて、夫の「落ちるぞ!」という言葉が飛んできました。
夫は、黒斑山から仙人岳まで登るそうです。私はトーミの頭で待つことにしました。
えぇ、あっちまで行くのぉ~
岩山のトーミの頭から尾根を進むと、すぐ森の中の道に変わりました。
すると、目の前にカモシカが現れました。
ほんとうに近くで、驚きました。
やがて火山観測機器を見ると頂上はまもなくです。
黒斑山頂は静かな狭いピーク。
でも、ここでランチタイムにすることにしました。
なんと、5歳の男の子がお父さんと一緒に登ってきました!
将来、いい山男になるでしょうね。
やがて、小雨がパラパラと
ここから、私はソロ下山。
夫は仙人岳まで登るそうです。
他に登山客がいるので、一人でも心配ありません。
しばらくすると、トーミの頭が見えてきました。
近づくにつれて、ガスも晴れ、浅間山(前掛山)がはっきりと見えてきました。
トーミの頭まで下山すると、日本晴れ
数年前に登った前掛山が、くっきりと現れてくれました。
ちなみに、現在、噴火警戒レベルが「2」から「1」に引き下げられ、
前掛山までの立ち入りが可能になったそうです。
佐久平も、はっきりと見えます。
胡瓜の塩漬けを食べながら、岩場の花を愛でます。
でも、夫が来るまで、長いなぁ~
黒斑山も晴れています。
どこかで、雷が鳴っています。
お天気が変わらないうちに下山しよう!
夫に電話して、一人で下山することにしました。
浅間山の素晴らしい景色を後にするのは、名残おしいです。
けっこうな急坂だったのですね。
転ばないように!
途中、右手の中コースで下ることにしました。
中コースは、ほとんど展望がありません。
数人の若者たちに追い抜かれました。
マイペース、マイペース
ゆっくりと、苔のオブジェや花を楽しみながら下山しました。
途中、道が深く掘られ、歩きにくいところがありました。
やがて目の前が開けると峠も近づき、緩やかな道になりました。
もう、ビジターセンターが近い所で、背後から「お~い」と言う声。
夫が駆け足で下ってきました。
何と、仙人岳まで登った夫の時間と私の黒斑山だけの時間が同じとは!
いつもなら、浅間山は日帰り登山なのですが、今回はゆっくりと過ごすことにしました。
この日の夜は、高峰高原ホテルに泊まりました。
久しぶりのコース料理に満足でした。
特に、初めに出た蕎麦がきのジェルが美味しかった~
けっこう、緊急事態宣言下の首都圏からのお客も多く、驚きました。
でも、ホテル側もお客たちも、感染対策には注意しているようです。
(続く)
①夫が登った黒斑山~仙人岳
②車坂峠から見た朝の雲海
③池の平湿原と雲上の丘~見晴岳から見た日本アルプス