義母の見守り介護から解放された私は、今年からアルバイトの塾の講師の時間を増やした。1日約4時間、週4日の仕事だから、アルバイトというか、メーンの仕事になってしまった。望んでいた、かつての取材ライターの仕事なんか、声もかからない。経験や能力が一番の原因かもしれないが、やはり、フットワークの軽い若者にはかなわない。だが、今の仕事も、だんだん、おもしろくなってきた。毎日、国語のドリルの採点に追われる大変な仕事だが、子供と接することは、実に楽しい。
  この仕事を始めた当初、かなり手を焼いたまぁちゃんも、もう小学3年生。この頃、かなり、落ち着いてきた。
http://blogs.yahoo.co.jp/shashibe/9184079.html
  だが、新しい強敵が、又、現れた。1年生の「しゅんちゃん」だ。この小柄なくりくりした目の男の子が、実に、おかしいのだ。

  ある日のこと。算数の先生が、しゅんちゃんに問いかけた。
「10+3はいくつですか?」
すると、彼は、真面目な顔で、「教えな~い」!
それでも、算数の先生は負けじと、「では、5+6は?」と続けた。
だが、もっと真面目な顔で、「秘密~~」だって。
その真剣な顔を見て、算数の先生も私も、思わず、ゲラゲラと笑ってしまった。

  それから、こんなことも。
何を思ってか、床にゴロリと横になってしまったしゅんちゃん。
私が、あわてて、「どうしたの?どこか具合が悪いの?」と言いながら、駆け寄った。
すると、肘に頭をのせながら、ただ一言。
  「今、休んでいるの~」だって!

  こんな調子だから、しゅんちゃんは、勉強が苦手。
でも、勉強以外の知恵は働くようだ。
先週、国語の宿題のドリルを採点していた私は、
あまりにも、間違いが多いのにうんざり。
思わず、「ねぇ、ちゃんと、家で勉強したの?」と、言った。
すると、彼は、悪びれた様子もなく、
「もう、爺ちゃん、又、まちがっている~。あぁ、これだから、爺ちゃんはダメだ。
もう、年寄りに聞くのは、やめにします」だって!!
  あぁ、真面目に勉強してよ~~ん!

  そのくせ、可愛い女の子には目がない。
ハーフのサリアちゃんのそばにべったり。
「可愛いねぇ~可愛いねぇ~」と言いながら、くりくりした目を垂れ目にしている。

  こんな風だから、帰る頃は、私の体も頭もへとへと。
そんな時、しゅんちゃんがふらりとやってきて、声をかけてくれる。
「先生も、遅くまで大変だね~。頑張んなさいね」だって!!!
  あぁ、あんたに言われたくないよ~~ん!

しゅんちゃん、あなたを、これから、「クレヨンしゅんちゃん」と命名します。。。(笑)♪