先輩達を誘って、4人でフィールドへ出向いたこの日、自然と#0vsREMNANTの図式が出来上がり、人知れずタッグマッチが開催された。



この日は長寸ではなく、釣り上げた数で勝敗をつけようということに。

ルールを決めるやいなや、下流の実績ポイントに飛び出していく先輩2人。

闇に溶け込む姿を見送り、私たちも船を進めた。


キャストし始めて早々パチンと弾くような当たりが連発し、今日は数釣りの予感と2人で話すもなかなか乗るようなバイトはもらえない。


日が段々と差してきて、木々の輪郭が見えだした頃、同船者のKTGに激しいバイト。

が、なぜか竿が動かない。

こんな時に限ってお決まりの腹痛。

竿を握り、合わせに使うはずの手は腹部を擦っていた。

OMG KTG…


気を取り直し更に上流へ。


湾処の奥、インレットが複数重なるポイントへ差し掛かった。

いかにもな流れの中にBLUEPRINTを送り込む。


パニックになったベイトをイメージし、激しく誘う。

2投3投同じポイントへ投げ込むも反応無し。


ジョンボートが向きを変え、私が前を向いた瞬間、出たー!と叫ぶKTG。

振り向くと竿がしなり込み、水面に引きずり込まれるのではないかと思う程、弧を描いていた。

少し向こうで見えたバスの頭はあきらかにデカかった。


必死で寄せてくるKTG。

タモ入れを託された私だがアオコが凄まじく、バスの姿がまるで見えない。

伸びたラインの先に意を決してタモをのばすと、確かに重い感触があった。


引っ張り上げるととんでもない体高のバスが。



私が数回通した後にRUKA-Iで見事に引っ張り出した。


今年初の50UP。

尻尾の付け根まで太ったごんぶとバスは圧巻だった。


悠々と自分の縄張りに帰って行く姿を、2人でしっかりと見送り、船上でハイタッチ。


長寸勝敗ならここでほぼ勝負ありなのだが、今日は数釣り。

まだまだ気は抜けない。


更に進み、依然としてバイトはあるものの乗らない。


しばらくこの展開が続きヤキモキしている頃に、相手チームからLINEが…



あべしん先輩が40UPをキャッチ。

こちらも良形のバス。


クソーこれで同点やなぁ。なんてのんびり構えていると立て続けに鳴り響く通知音。



豆腐屋先輩も45UPの良形バス。

さすがとしか言いようがない。


これで逆転された。

という焦りより、自分だけ釣れてないという焦りが勝つ。

ファットボディが効いてるのか?と思い、RUKA-Iを結び、悶々とキャストを繰り返すも当たりすら無くなってきた。


上流での釣りに見切りをつけ中流に戻ることを選択した船頭KTG。


ゴミの少ない中流に差し掛かり、初心に戻ってBLUEPRINTを結び直してすぐに現れたオーバーハング。


できるだけ岸際に落とそうとキャストし、2回3回とスケーティングした瞬間水面が割れ、BLUEPRINTが激しく襲われた。


出船してすぐに「掛けたらハンドランディングするけん動画撮ってな」とKTGに伝えていた私。

そしてそれを思い出して後悔した私。


バスとのやり取り中、引くに引けずタモお願いと言えず、恐る恐るそしてこの上なくカッコ悪いハンドランディングを披露してしまった。



とは言えなんとかキャッチに成功。



40UP。

長さよりも太さに目がいく良形バス。

引きがパワフルだったのにも納得が行く。


きっと、やっとの思いで釣った私よりホッとしたであろうKTGが労ってくれたのが嬉しかった。


これでひとまず同点。

続けて入った湾処でKTGが小バスを追加し逆転。



意地のADHOCで釣り上げた可愛いサイズ。

直後浮かれている私達を黙らす通知音。


豆腐屋先輩がまたしても45UP。

これで同点。


盆と正月が一緒に来たようなお祭り騒ぎ状態の湖。

まさにシーソーゲームの展開だ。


最終結果、豆腐屋先輩がもう1本バスを追加し、
#0チーム5本(内1本雷魚)REMNANTチーム3本。
となった。

先人達の知識と技術は、ノリと勢いだけでは越えられず、実力の違いをまざまざと見せつけられた。


雷魚はマイナス1ポイントですよね?とゴネた私とKTG。
苦笑いで同点を認めてくれた先輩達。

帰りの車内で釣り談義に花が咲いたのは言うまでもない。

2024/10/23

Remnant mission
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