遠征を2日後に控え、前哨戦と称して豆腐屋先輩とリザーバーへ出向いた。


以前シャック会長から『難攻不落のポイントやけど、綺麗なバスが釣れるよ』と聞いていたリザーバー。

真夜中に到着、一面に広がる星空を見上げ、非日常を感じながら出廷。


ナイトゲームの経験がない私に、豆腐屋先輩から細かく指示が飛ぶ。


暗闇の中、まさに手探り状態でのトップウォータープラッキング。

こんな時はチャートカラーが見やすい。


急なバイト音とボヤけて見えていたチャートカラーが消えた瞬間、竿に重みを感じた。


反射的に合わせる。


暗くてバスの姿は見えないが、サイズは悪くなさそうだ。


姿が見えるほど近づいてきたバスにハンドランディングする自信がなく、豆腐屋先輩にネットをお願いし、無事捕獲。


(  ヒットルアー   FREIHEIT  RIFF  )


このリザーバー初バスはグッドサイズの46cm。


綺麗なバスに見惚れるこの時間は至高。


言われた通りするとバスに逢える。豆腐屋先輩はほんとにすげぇと再確認。

完全に釣らせてもらった一本。


綺麗なバスとお別れする頃、少しづつ空が白み始め、地形が見えるようになって来た。


良い時間帯に良い場所に入り、ここらからバイトが多くなるからとアナウンス。


豆腐屋先輩が操船しながら、狙う場所やアクションの仕方を何気に話す。


私は、スポンジのように全てを吸収したい一心で耳を傾ける。



見えた馬の背にルアーを送り込む。


長めのステイからの2アクション目に激しいバイト。ハッキリ見えた分、冷静に巻き合わせ。


2本目もハンドランディングの自信なくネットランディング。


(  ヒットルアー  FREIHEIT   Ruka-i  )


豆腐屋先輩から『良い出方したな。ほんで良く待ったなー。』と、お褒めの言葉が。


仕事で褒められるより嬉しい。笑


シャック会長でも褒められた事は無いそうだ。


難攻不落の悪名高いリザーバーでまさかの45upが2本。

この時点で満足してしまっている私とは裏腹に、豆腐屋先輩が当たり前のようにバスを釣り上げる。



さすがとしか言いようがない。



バスを扱う所作に愛を感じる。



明るくなった周りを見渡す。

とても綺麗な場所だ。

釣れてる事もあり本当に良い所だと感じる。



そのまま、マズメの時間が終わると同時に帰着。


釣れた事も、聞いた話も、初めて見た景色や星も、全てが有意義だった。


次浮くのは遠征の予定。


どんな旅になるのか、どんなバスに出逢えるのか、釣りが終わった直後にもう考えていた。



2024/6/5



Remnant mission

フライハイトルアーで

桜バス      ☑️

スノーバス 

スモールマウスバス

60


残りmission3つ…