これが、本当に実用化できれば、画期的な技術だ!

現在のリチウム・イオン電池のエネルギー密度は、高々、
260Wh/kg である。

400Wh/kg は、素晴らしい数値だ!

ただ、まだ、実験室段階のように見える。

実用化までは、数々のバリアや困難が伴う可能性があると思う。

日本の技術として、頑張ってほしい!

(c)harbeman230518
 Deep thinking yields imagination





Smartnewsを引用する。
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GSユアサ、シリコン電池で新技術を開発 400Wh/kgのエネルギー密度と長寿命を両立

シリコン系負極材料の性能曲線 

 GSユアサは、シリコン系負極電池の高エネルギー密度化と長寿命化を両立する技術を開発した。1キログラム当たり400ワット時のエネルギー密度と、充放電300サイクル後でも85%の性能を維持していることを確認した。電池の高性能化につながる技術として早期の実用化を目指す。

 リチウムイオン電池の負極材料(活物質)は炭素系材料が主流だ。シリコン系の負極材料は資源量が豊富で理論上の容量が炭素系材料を上回る半面、寿命が短いなどの課題があった。

 同社は、活物質同士をつなぐ「バインダー」と電解液を改良することで、こうした課題の解決につながる技術を開発。新技術をもとに電池設計も最適化した。この結果、一般的なリチウムイオン電池(200~300ワット時/キログラム)を凌ぐ質量エネルギー密度と、200サイクル後で90%以上、300サイクル後でも85%のエネルギー密度を維持できることを確認した。

 シリコン系負極材料は、普及が見込まれる全固体電池にも適用可能な技術という。

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