桜の花びらが舞い散る下で一休み、夫との散歩時に。

 

                                                          

 

    もう、昔と言わなければならないほどの年月が・・・

     それは30年ほど前の頃。

 

    当時、知花敏彦先生の講演会はどなたかとジョイント講演会

     ということが、度々ありました。

    先生ご自身がではなく、講演会を主催する側の考えで。

 

    ある時、靖国神社近くの九段会館での講演会でのこと、

     当時、テレビなどでも有名な霊界のことを語る丹波哲郎氏との

     ジョイント講演やUFO研究科で有名な矢追純一氏とのジョイント

     などもありました。

 

    知花先生は講演ではネクタイと背広や上着を着用され、

     控室ではネクタイも外し、上着も脱いで自然体でリラックス

     されていました。

    先生は元々、身体を締め付けるネクタイとか、重い靴などは

     好まれなくて、流行とかブランドとか価格に関係なく、

      軽い服、軽い靴を好まれました。

     

     ですが、ジョイントされた講師の方々が講話が終わって先に

      帰られるなど、見送りの挨拶に行かれる時は

      脱いでいた上着をきちんと羽織って挨拶に出向かれました。

 

     当時、私ら夫婦は先生の控室に同席させて頂いていましたので、

      先生のそういう姿からも、きちんと礼を尽くす姿からも

      学ばされた気がしています。

 

      それに先生は講演会の開始時間よりかなり前に会場に到着

       されて、講話の終了時間もきちんと守られる方でした。

 

     

   ↑ 色とりどりのパンジー

 

      この現象界は影、幻で、仮相である、見えない世界、霊界が

      実相であると学びましたが、

       空である実相界と色である仮相界は表裏一体。

       空即是色、色即是空 で一体であり切り離せないもの。

      

      この世でもきちんと礼を尽くしつつ、神に生きる姿を

       何かにつけ見せられ、学ばされたと思います。

 

       

      公式と謳う場ならば、開始時間、終了時間を守るのは当然

       だと思うのです。

      知花先生の説かれた真理を学ぶ場というなら、公式と

       いうのであれば、なおのこと、時間厳守は当然のことと

      してもらいたいと願うのです。

       こういうことで、知花先生が誤解されるのは残念だからです。

 

 

       「知識は悟りにあらず」

 

     

       「行動の伴わない真理は真理ではない」

 

              知花先生の言葉が響いてきます。