〜脂肪の話の続き〜
前回の脂肪の話①はコチラ
今回は「皮下脂肪」
皮下脂肪は名前の通り
皮膚と筋肉の間にある脂肪です
体温を逃さないための保温材や
外からの衝撃を和らげる
クッション材として働いています
皮下脂肪は
女性ホルモンであるエストロゲンが
皮下に脂肪をため込むように働くので
女性の方が男性よりも
つきやすいといわれています
内臓脂肪に比べ
皮下脂肪は落ちにくいんです
ダイエットをしても
先に内臓脂肪から落ちるので
皮下脂肪を落とすには
時間がとてもかかります
一方
男性はこんな感じで
落ちやすい内臓脂肪が多いので
ダイエットの効果が
女性よりも出やすいのです
また
中性脂肪は血液中や肝臓にも存在しています
脂質(中性脂肪)を食べると
体の中で消化・吸収されて
再び中性脂肪になります
さらに
糖質やたんぱく質も
体の中で中性脂肪になる事ができます
油（中性脂肪）を食べると
体の中で消化酵素によって
吸収されやすいように分解されます
その後に
もう一度中性脂肪に合成されて
血液に乗って全身に運ばれていきます
そして
体に取り込まれた糖質は
体の中で消化・吸収されて
ブドウ糖になり
エネルギーとして利用されますが
余ると肝臓に運ばれます
中性脂肪を作る肝臓では
ブドウ糖をグリセロールにします
グリセロールと遊離脂肪酸を引っ付けて
新たに中性脂肪を作り出します
同じように
余ったたんぱく質も一旦ブドウ糖になり
同じ段階を経て中性脂肪に変わります
というように
中性脂肪は脂肪細胞に
蓄えられている物だけで無くて
肝臓で新しく作られたり
血液中にも流れているのです
もう少し脂肪の話を
続けたいと思っています