てんかんは古くからある病ですが、

その多様な症状、要因から

なかなか研究が進んでいませんでした。



しかし、近年は

発作を抑える薬がいくつも登場し、


治療により

発作をほぼ完全に抑えることも

可能となってきています。



薬の選定には

原因やどんな症状があるかで

慎重に診断され、


適切な種類や量を見極めるには

時間もかかります。



こういった経緯のなかで、

新たな問題も生じました。



それは、


てんかん発作を見たことがない

という人が多くなったことです。



てんかんと言う言葉すら

聞いたことがないという人もいるでしょう。




この、

「てんかんという病気が

 どんなものかよくわからない」


ということは

知らないことに対する

不安を招きます。



人には、わからないものに対して

攻撃的になり

身を守ろうとする反応があります。



つまり、

てんかんというよくわからない病気に対して

偏見や決めつけによる

疎外感が生まれてしまう恐れがあります。



それを取り除くためには、

てんかんに対する

正しい知識が必要です。



てんかん発作がある子の

担任の先生が

てんかんに対する知識がなかった場合、


まずは正しい理解を求めることが重要です。



そして、

その子自身の本来の特性を

知ってもらう必要があります。



てんかんというのは

あくまでも注意すべき事象の1つで


この子がどんなものが好きで

とんなものに一生懸命になれるのか


それを知ってもらうことです。



子どもたちはまだまだ

発達も成長も途中の段階です。



だからこそ、

その能力を最大限に伸ばしていけるように

かかわるすべての人たちが


同じように知識を共有することが、

大切な1歩となります。



4月は

子どもを預かる先生も

まだ手探りの状態です。



ぜひ、積極的に

情報を提供して、

子どもの能力を伸ばす環境を

整えられるようにしていってほしいと思います。